トレンド
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トレンド 2010年10月11日 11時00分
58年の歴史初! 会津まつり藩校行列中止の裏で…
会津まつりは、例年9月に行われ、「提灯行列」を皮切りに、「会津磐梯山踊り」「会津藩公行列」「日新館童子行列・鼓笛隊パレード」の諸行事が3日間に渡って繰り広げられる、会津の一大行事だ。 メインイベントの「藩校行列」は、市民らが歴代の藩主や戊辰戦争を戦った白虎隊、娘子隊などに扮して、市内を行進する行事である。 58年の歴史を持つ会津まつりであるが、会津藩校行列が台風の影響による大雨の為、58回目にして初めて“中止”となってしまった。 しかし、会場には侘しいムードが漂うばかりと思いきや、雨天の中行われた「先人感謝祭」においてサプライズが待っていた。 今回の出演者には1986年の年末時代劇スペシャル『白虎隊』において白虎隊士の一人、伊東悌次郎役で出演した、歌手・俳優の岸浩太郎が一般公募枠より参加し家老・田中土佐役としてゲスト出演した。 岸は挨拶の席で、『白虎隊』並びに会津へ対する想いを述べると共に、劇中で白虎隊氏が壮絶な自刃を遂げるシーンにおいて、歌い上げた詩吟を実に23年ぶりに披露した。 参加に際して、岸は「まさか、私のゲスト回に中止にならなくても…藩公行列において、岸の次席家老“田中土佐”を観て頂けなかったのが残念です」とのコメント。(※伊東悌次郎:安政元年(1854年)生まれ。会津藩士・伊東左太夫の次男。白虎隊に入隊できるのは16、17歳の少年たちであったが、15歳の悌次郎は熱心に志願し、しかも身体が大きかったことから入隊を許された。飯盛山で自刃した19士の一人。※田中土佐:文政3年(1820年)生まれ。次席家老として会津藩主・松平容保に仕えた。戊辰戦争では、主戦派のひとりとして新政府軍と戦い、会津城下の戦いでは甲賀口の守備を担当。このときの戦いで畳を銃弾を防ぐ壁にしてまで奮戦したといわれるが、重傷を負ってしまい、最期は同じく主戦派の家老である神保内蔵助と共に会津藩の医師・土屋一庵の屋敷で刺し違えたという。享年49。)●会津若松観光物産協会公式サイトhttp://www.aizukanko.com/●岸浩太郎オフィシャルサイトhttp://www.geocities.jp/gentarou_gorou/solbrain.html(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年10月10日 00時00分
6人の監督による、愛と官能。『ラブ・アンド・エロス・シネマ・コレクション』
人間の永遠のテーマである愛と性は映画に欠かせないキーワード。この二つをフィーチャーし、まったく新しい性愛の可能性を探る、ロマンティックでちょっと刺激的な恋愛映画の祭典「Love&Eros CINEMA COLLECTION」(ラブ・アンド・エロス・シネマ・コレクション)が、現在東京のテアトル新宿で(レイトショー)上映中。 内田春菊、石川均、瀬々敬久、児玉宜久、いまおかしんじ、伊藤一平のエロスとは切っても切れない6人のクリエーターによる大人のラブストーリー。トップバッターの内田春菊監督「お前の母ちゃんBitch!」に続き、石川均監督作品による「老人の恋 紙の力士」(89分)も大好評、そして第3弾は10月9日(土)〜10月15日(金)上映の瀬々敬久監督の「愛するとき、愛されるとき」。閉鎖的な環境におかれた女性が、心とカラダを解き放ち、新たな自分を見つける旅。芸術の秋、文学的要素の高い、大人のエロス作品に触れてみよう。「ラブ・アンド・エロス・シネマ・コレクション」テアトル新宿にて9月25日(土)〜11月5日(金)連日21:20〜上映。(上映作品は週がわり)
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トレンド 2010年10月09日 16時30分
【今行く映画館】坂井真紀が演じる、心やさしいアラフォー女性。『スープ・オペラ』
自分の育った古い家に住んでいるルイ(坂井真紀)は、図書館で働く35歳の独身女性。女手ひとつで育ててくれた叔母トバちゃん(加賀まりこ)の恋人(萩原聖人)が突然が家に現れ、彼女の結婚によって生まれて初めて一人暮らしに。ひょんなことからモテモテの初老男性トニー(藤竜也)と、年下で気弱な編集者見習いの康介(西島隆弘)と同居することになる。スープのように温かく、ちょっぴり切ない三人の奇妙な共同生活。『スープ・オペラ』監督:瀧本智行原作:阿川佐和子『スープ・オペラ』(新潮文庫刊)脚本:青木研次出演:坂井真紀、西島隆弘(AAA)、加賀まりこ、藤竜也、平泉成、萩原聖人、鈴木砂羽、田山涼成、余貴美子、塩見三省シネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか 公開中オフィシャルサイトhttp://www.soup-opera.jp/(C)スープの会
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トレンド 2010年10月09日 14時30分
文科系忍者記者ドラゴンの道 『アゲ嬢ルックのメタルバンド、Aldiousが初のフルアルバムをリリース』1
音楽業界を始め、他のジャンルの業界からも注目されているメタルバンド、Aldious(アルディアス)が2010年10月13日に初のフルアルバムとなる『DeepExceed』 (ディープ・エクシード)をリリースする。7月にリリースしたデビューシングルが各CDショップで完売が続出した為、今回のアルバムも話題になることは間違いないだろう。Aldiousのメンバーにレコーディングやミュージックビデオ撮影について聞いてみた。(第1回/全2回) Q:アルバムジャケットの写真が凄く華やかですが、どんなテーマですか? Aldious(メンバー全員):アルバムにはコンセプトがあって、そのテーマが「果てのないものを越えていく」というものです。過去のアルディアスがやっていた曲も入っているし、7月にリリースしたシングルのなかの1曲も入っています。 今のアルディアスは、いろいろな物事の渦中にいて、見えないところもたくさんあるし、この先ハードルも高くなっていくと思います。でも、それをすべて越えて行こう、と。そういう意味もあって、これからのアルディアスのイメージもアルバムに入れました。 10曲目のタイトル「Deep」という言葉に「Exceed(限界を超える)」という言葉を重ねることで、「深く超越していく」というアンビバレンスな表現を込めています。その越えていくための境界−−それを表現していくためのビジュアルアイデアをジャケットのデザイナーでディレクションしていただいている方と考えていきました。ジャケの背景、左半分は夜の世界、右半分は昼の世界を表しています。 自分たちはこれからどっちへ向かうのか? VoのRamiはどちらにも属している位置にようやく立ち、そして一歩踏みだしていきます。 これからアルディアスが目指すべき方向へ…。 Q:初のアルバムレコーディングを振り返っての感想は? Rami (Vocals):初めてプロデューサーをつかせて頂いてのレコーディングだったので、今まで気付けなかったことなど沢山勉強になりました。 Yoshi (Guitars):『Defended Desire』の時は人生初のスタジオレコーディングでセルフプロデュースで本当に大変でしたが、今回は二回目でしたしプロデューサーの方にアドバイス頂いたりして、すごくスムーズに進みました。 トキ (Guitars):長かったし、とてもハードなスケジュールだったんですけど、凄く楽しくて思ってたよりスムーズにレコーディングも進みました。曲数も多いので大変かなぁと思っていたんですが、録る度にだんだん完成していく過程がとても嬉しくて楽しかったです。 Q:ミュージック・ビデオの撮影で大変だったエピソードはどんなことですか? Rami:メイク崩れ防止のためにクーラーをガンガンにかけた上、一人だけ扇風機の風を浴びまくったことによって、喉風邪を引いたことです。 Yoshi:撮影直前に女の子の叫び声が聞こえたので、見に行ったらトキがギターごと階段から滑り落ちてたことです。怪我もなく無事でしたが本気で心臓止まりそうでした。 トキ:激しいパフォーマンスや、ヘドバン等をする度に綺麗に盛ってもらった頭が崩れていく…(泣)それのお直しですかね、あと個人的に結膜炎を起こしていてメイクすると目が痛かったです。 Q:CDショップでは、デビューシングルがなかなか手に入らなかったと聞きましたが反響はどうでしたか? Rami:沢山の方が気にいってくれて、沢山の方に思いが伝わったと感じました。 Yoshi:発売1週間でほぼ売り切れで再販することになって、とにかくビックリ!! 夢のオリコンにもランクインされて涙が出るくらい感激でした。 トキ:思っていたよりも凄く良くてびっくりしました。私達の作品を数多くの方に手に取って頂けて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。 Q:アルバムの曲順にはどんなこだわりがありますか? Rami:過去、現在、そして未来へと色々な果てなきハードルを越えていこうとするALDIOUSを表しています。 Q:『Bind』と『夜蝶』の楽曲にはどんな思い出がありますか? Rami:どちらも隠された女心、上手く伝えられない繊細な女心を描いています。楽曲を聴いただけでは、きっと分からないかもしれませんが、女という生き物はとても気難しいということを伝えたかったのです(笑) Yoshi:どちらも私の作曲なんですが、アルディアス結成よりもだいぶ前からある曲なんで、相当アレンジも変わったし聴いてて面白いですね。 トキ:アルディアスに誘われて初めて聞かせてもらった曲にこの二曲があり、めっちゃカッコイイ! と思って加入したいなって思った事かな♪ Q:疾走感のある楽曲が並ぶ中で、『Across』はアルバムの中でどのような意味を持ちますか? Rami:アルバムは「越える」というテーマなので、私の実体験を元に、大きな壁を乗り越えたエピソードを切ないラブバラードで表してみました。 Q:一番、歌詞を書くのが難しかった曲は? Rami:Bindですね。SMには疎いものでして(笑)歌詞よりもタイトルをつけるのが一番難しいですね。※第2回へ続く※Aldious(アルディアス)のオフィシャルHPhttp://aldious.jp/◆アルバム収録のLuftミュージックビデオhttp://www.youtube.com/watch?v=sTyPIGL3TLs◆アルディアスのHMV連載コラム「ご指名いただきました!」http://www.hmv.co.jp/serialnews/aldious/※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年10月09日 14時00分
【今行く映画館】森の哲学者・フクロウに与えられた、いきいきとした動きと表情。『ガフールの伝説』
日本でもおなじみの鳥・フクロウ。幸せを呼ぶ鳥とか、森の哲学者なんて言われていて人間にとって特別な鳥というイメージがある。そんな彼らが主人公の3Dアニメ映画『ガフールの伝説』が全国公開中。いつもは木の上でジッとしているはずのフクロウ君たちが、意外にも一大スペクタクルの物語を展開してくれた。新たなアニマル・ヒーローの誕生である。 フクロウのソーレン(吹替:市原隼人)と、ジルフィー(吹替:川島海荷)、その仲間たちが、フクロウの子どもたちをさらう悪の組織“純血団”からフクロウたちを救うために伝説の地を旅し、過酷な戦いを通して勇者に成長する物語。いつか伝説の勇者たちの一員になることを夢見るソーレンが、最後に戦う意外な相手とは…。 近年ハリウッドでも主流になりつつある、お子様向けのストーリーに見せかけて実はな隠しテーマを持つアニメ・ファンタジー。今回の隠しテーマは、希望を失わず、決してあきらめずに大きな圧力に立ち向かう事。正義感の強さが気高いフクロウのキャラクターにぴったり合っている。「ハッピー フィート」のVFX製作会社アニマル・ロジックが手がける綿密な仕事が、いきいきとしたフクロウたちの動きや表情を豊かに表現。コンピューター・ゲームのような戦闘シーンにはハラハラしっぱなしで、わざわざ3Dで見なくても十分に迫力がある。ソーレン吹替えの市原隼人の声は少年の弱さと勇気を同時に上手く表現。幼児向けというよりは、思春期に合わせた物語かもしれない。(C)2010 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
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トレンド 2010年10月09日 13時00分
お祓いだってiPhoneでやる時代に!
世は空前のパワースポットブーム。でも、パワースポットは霊的なパワーの強い場所だけに、よからぬモノが取り憑いて…なんていう心配もあるかもしれない。そんなときにはこれがオススメ。世界初のお祓いアプリ、「除霊アプリ-The お祓い-」だ。 「除霊に複雑なウンチクは必要ない!」と言わんばかりにシンプルさを追求したこのアプリは3つの機能(ご利益?)を備えている。平将門公の呪いすら鎮めるといわれるお札をモチーフにしたという、「お札」。中国地方で敗戦した平氏の魂を鎮めてきた由緒ある「おおぬさ」。そして、「幽霊に襲われたら応戦してください」という「お塩」。「おおぬさ」と「お塩」はiPhoneを振ることで、その効力を発揮する。 どんな効果が現れるのかは、使ってみてのお楽しみだが、より深くお祓いの世界に浸りたいなら、「除霊したい方は」をタップしてみよう。そこで紹介されている「心霊マップラリー」アプリを使えば、除霊アプリと併せて、実際の心霊スポットでお祓いができるという。霊的なパワーもハイテク満載のiPhoneには敵わないということか。(谷りんご)
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トレンド 2010年10月09日 12時30分
観光地では和食派? 洋食系?
三連休に11月の旅行と、いよいよ秋の旅行シーズンもたけなわ。 意外に和食の海の幸山の幸より、洋食系のほうが人気があるか、を調べてみた。 「伊豆市全体で言えば、ほとんど和食旅館ですし…。洋食は土肥、天城、修善寺などが強いかもしれませんね」(伊豆市観光協会) そこで、伊豆・伊東の伊東漁港沿い通りにファミリーレストランがあるが、日中あるご夫妻に話を聞いてみたところ、観光客だった。 「生魚ばかり食べていると私たちのような年寄りは腹をこわすことがあるんです。(笑)昨日は漁港が直営している《波止場食堂》に行ったので、それ以外は伊東観光であっても全部妻のチョイスで洋食系ですよ」 と旦那さん。また取材ではほかにも、熱海など他地域でも、意外にファミレスは人気の傾向がある。きっと勝算のない店舗を出している、ということもないだろう。 それに、以前房総でも観光中の中年ご夫妻に同じような話を聞いた。 「千倉の房州ラーメン系を必ず予定に入れます。カラオケ店で出てくるラーメンまでうまいですから。(笑)それ以外は中華がメイン。食べたければ、新鮮な魚貝を使った中華メニューも地元にはたくさんあります」 海の幸系だと、10月に入って旬とはいえ、伊勢えびが3000円をボーダーに、大きなものならお土産だって5000円は下らない…。漁港の食堂で、煮つけでかさご一匹さばいてもらおうとしたって、時価、の特別メニューだ。和はけっこう金がかかる。 対して、洋食や中華で火を通せば魚貝の通常メニューも無限に増えるし、その値段も手ごろ。魚の切り身だってふんだんに山の幸などと合わせれば満足感があろう。 いっぽう場所を変えて、箱根フリーパスを10回以上も使用しているという若いカップルに尋ねると、 「箱根の旅館で食べるお刺身は洗練されていておいしいです。山の中ですが漁港もありますし海の幸がおいしいんじゃないでしょうか。和食派ですね」 と口をそろえる。 箱根にはおいしい洋食もたくさんあるが、“山の中だからがんばっちゃう系”の生食の海の幸の味には、やはり捨てがたいものがある様子。 《意外に山海の幸でなく洋食で済ます観光客が多いか》は、(社)日本観光協会にも、ミシュランなどのガイドブックから取った店舗データと観光客の料金単価データくらいしかなく、全国的には極めて謎のテーマである。 まさかファミレスが一番ということはないだろうが…圧倒的な洋食の有名店の存在等によっても、知られざる意外な地域性が出てくるのかもしれない。
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トレンド 2010年10月09日 12時00分
饅頭茶漬け? ケストリッツァー・シュヴァルツビール? 古本の街 神保町で『文豪カフェ』
10月27日から開催される第51回「神田古本まつり」。この開催を記念してサクラカフェ神保町では、世界の文豪や芸術家が愛したメニューをそろえるという。これまでも坂本龍馬ゆかりのメニューをそろえた「龍馬カフェ」などの企画で楽しませてくれた同店、今回は文学ファンに必見の企画になっている。古書を探し求め、疲れた体をやすめるために文豪カフェへ。片手には先ほど買った古書、そして注文するメニューは文豪が愛したもの。読書好きにはたまらないひと時になるのは間違いなさそうだ。 同企画でのメニューは4品。さっそく紹介しよう。まずは18世紀のドイツの作家であるゲーテが愛した黒ビール「ケストリッツァー・シュヴァルツビール」(800円)。温泉地で保養中のゲーテがこのビールで栄養補給したといわれるもの。アルコールも4度と少なめなので、昼間からでも問題なさそうだ。 「アブサンカクテル」(600円)は19世紀の作家モーパッサンや詩人のヴェルレーヌが愛した「ぺルノ・アブサン」(ヨモギのリキュール)を使ったカクテル。アブサンはフランス国内で飲む事が難しいため、実はフランス人の観光客に大人気なんだとか。 日本の代表的な文豪である森鴎外ゆかりのメニューは一風変わったもの。鴎外は「饅頭を4つに割ってご飯の上にのせ、煎茶をかけて美味しそうに食べた」との記述があることから、それを再現した「饅頭茶漬け」(400円)を提供。 さらにラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が毎朝飲んだと言われている「松江コーヒー」(400円)は今風にアレンジして再現させた。 同店には他にもウルグアイ出身の総合格闘家からヒントをもらいメニューになった鉄分満点の「グリーンマテ茶」、さらに龍馬カフェの企画で好評だった「龍馬ラテ」など、ここでしか体験できないメニューが盛りだくさん。古書購入の帰りに一度足を運んでみてはいかがだろうか。
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トレンド 2010年10月09日 11時30分
芸歴50年 刑事ドラマの名バイプレーヤー:石山雄大さんロングインタビュー(第0回)
【石山雄大さんプロフィール】 1月15日生まれ東京都出身。俳優座12期生。オールアクトカンパニー主宰。テレビドラマ『女の斜塔』でデビューし、一躍青春スターとして人気を集める。 その後も数々の映画やテレビドラマに出演し、代表作に『あぶない刑事』シリーズや『仮面ライダークウガ』等がある。その他、『太陽にほえろ!』、『西部警察』等の刑事ドラマでの出演は数知れない。 今年、実に芸歴50周年を迎える俳優の石山雄大さん。今回、石山雄大さんのロングインタビューを企画! それに先立って、プレインタビュー:第0回として、石山さん演出・出演最新作の『魔笛は三度鳴る』(11月2日より麻布十番:アトリエフォンティーヌにて上演)についてのお話を伺った。≪『魔笛は三度鳴る』とは?≫ 『魔笛は三度鳴る』 実に思い入れのある作品でして、原作は僕の知人が書いています。 物語のベースは『かぐや姫』と『桃太郎』そして、モーツァルトの『魔笛』が組み込まれているファンタジー巨編です。主人公は「太郎」と天の「かぐや」。夜の女王にさらわれたかぐやを太郎が助けに出る旅というのが大まかなあらすじなんですが、テーマはとても深いんですよ。「純粋な愛」とは何か!? ファンタジーを描きながら、「男女の愛」に深く切り込んで描いています。これは、今の時代にも…と言うより今の時代だからこそ深く訴えかけるものがあるドラマ=劇なんじゃないかと思います。 もうひとつの見どころは音楽です! 劇中音楽はビリーバンバンの作曲でも知られ、坂本冬実さんの『また君に恋してる』等も手掛けた森正明さんが音楽を担当してくださっています。 25年前(1985年)の初演の時には、三越ロイヤルシアターにて上演しまして、主演の太郎には今やドラマの他、『アンパンマン』の声で有名になった戸田恵子。太郎と対決する悪魔・ザラストロを宮部昭夫が演じています。宮部さんはスティーブ・マックイーンの吹き替えで声優としても活躍された名俳優ですね。≪上演までの経緯≫ 僕は、どうしてもこの『魔笛は三度鳴る』を“今の時代にこそ”もう一度やってみたいと常日頃構想していたんですよ。ところが若手の連中はこぞって「古い作品の再演なんて」と生意気なことを言いやがって…(苦笑)。「だったらお前らで新しく面白いホン書け!」ってその場は引き下がったんだけどね。 もー悔しいの! 新作を何本か演っていったわけなんだけれど、フラストレーションがどんどん溜まって(苦笑)。僕に言わせてもらうと、今の人たちの劇=芝居に対する感覚は疑問点だらけなんだよね。セリフ回しとか特に。若者言葉が解らないのもそうだけど、“日本語をぞんざいに扱っていまいか?”って感じますよ。 とうとうプッツン来まして(笑)。「(『魔笛』を)もーやる! やるしかない! やるぞ!」ってタンカ切って。強行で劇場を押さえて、座組も何も決まっていない段階で上演を強引に決めまして。出演者も坂元亮介、中島宏海と、かつての初演に負けないくらいの実力メンバーのキャスト・スタッフを集めました。是非、劇場に足を運んでご覧になっていただければ幸いです。(石山雄大さん出演舞台『SAZEN』が9月29日〜10月3日まで銀座博品館劇場にて上演。石山雄大さん演出・出演の『魔笛は三度鳴る』は11月2日〜7日までアトリエフォンティーヌにて上演予定。)〜次回はいよいよ、実に芸歴50年の石山雄大の壮大な俳優人生を語って頂いたロングインタビュー企画をお届けいたします。お楽しみに!〜●オールアクトカンパニーオフィシャルHPhttp://aac.littlestar.jp/(小野寺浩 山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年10月09日 10時30分
iPhoneアプリ「5円プリント」新バージョンの気になる中身
iPhoneで撮った画像を、なんと1枚5円でプリント出来る無料アプリ「5円プリント」。今回のアップデートで、ユーザーから最も要望の多かった「決済方法の追加」に対応した。新しく加わった決済方法は「クレジット決済」と「コンビニ決済」。クレカ決済は手数料無料、コンビニ決済は手数料150円となっている。クレジット決済は、振込用紙が商品に入らないので、プレゼントで写真を贈る際などに最適だ。 また、ネットプリントジャパン社の品質検証の結果、新型iPod touchカメラで撮影した画像のプリントにもWi-Fi環境で対応できるという。iPhoneユーザー以外にもうれしいサービスだ。 今回のバージョンアップを記念して、無料プリントモニターのプレゼントも実施します。詳細は「読者プレゼント」コーナーへ!◇AppStore http://itunes.apple.com/jp/app/id379390984?mt=8◇公式サイト https://netprint.co.jp/main/iphone