社会
-
社会 2019年03月11日 22時00分
風雲急 永田町スクープ ★自民か橋下新党か 参院選の目玉に浮上したDAIGO争奪戦
女優・北川景子の夫でミュージシャンのDAIGO(40)が夏の参院選の候補者に急浮上している。というのも、2月8日に多臓器不全のため83歳で亡くなった元経済企画庁長官で作家の堺屋太一氏の葬儀・告別式で関係者らが生前のエピソードとして「堺屋氏がDAIGOを政治家に」と奔走していたことが明かされたからだ。 堺屋氏はいくつもの顔を持っていた。1つは優秀な元官僚。通商産業省(現・経済産業省)時代に大阪万博(1970年)の企画を手がけ、2025年の大阪万博では誘致活動に大きな影響力を及ぼした。 2つ目は作家。通産省在職中、近未来の社会を描いた小説『油断!』で作家としてデビュー。翌年の1976年に発表した小説『団塊の世代』のタイトルは常用語として使われている。また、大河ドラマの原作『峠の群像』、『秀吉』などの歴史小説も執筆している。 3つ目は政治家の顔だ。小渕恵三内閣で経企庁長官(1998年7月〜2000年12月)を務めた。 4つ目は大阪維新の会のブレーン。橋下徹前大阪市長を政界に引っ張り出した立役者として知られる。 そんな政界プロデューサーの側面を持っていた堺屋氏が晩年惚れ込んだのが、故・竹下登元首相の孫のDAIGOだった。「堺屋さんと長年親しかった関係者によれば、堺屋さんはずっとDAIGOを見てきて、政治家として非常に高い素質があると見抜いていた。何とか政治家に挑戦させようと動いていたのです」(夕刊紙記者) 実際、DAIGOに政治家事務所を紹介しようとするなど、活発に根回しもしていたというのだ。 「DAIGOがアルファベットの頭文字を取り即座にKY言葉を発するのは、演説の巧さ、頭の回転の速さ、人の心をキャッチするのに長けていると見ていた。また、小泉進次郎以上の美男子。総合的に竹下元首相や叔父の竹下亘元総務会長を上回る力量があると感じたのです。しかし、肝心のDAIGOが、当時、政治家に関心を示さなかったので先に進まなかった」(同) ところが、堺屋氏の評価がパッと政界に広がると、参院選候補として自民党や日本維新の会が説得を始めたという。「本命は竹下元首相や叔父のいる自民党です。党内ではDAIGOが出馬すれば“ゆくゆくは進次郎を超える逸材”あるいは“自民党を支える双璧”という声もあるほど」(政治部記者) 一方、橋下氏は新党立ち上げ時に“一緒に引き連れていきたい”と漏らしているとの情報のほか、剛腕・小沢一郎氏が虎視眈々と狙っているという未確認情報も飛び交っている。 DSS(DAIGO参院選に出馬)?
-
社会 2019年03月11日 21時40分
辰巳琢郎、“リスクたっぷり”の出馬を回避「あまりにも急」
4月7日投開票の大阪府知事選候補として、自民党が立候補を要請していた俳優・辰巳琢郎が10日夜、党側に要請を断っていたことを、各スポーツ紙が報じた。 大阪府知事と大阪市長がそろって辞職届を提出。来月、W選挙が行われることになったが、自民党が府知事選候補として辰巳の擁立を模索。党幹部が今月8日に都内で辰巳と面談して正式に立候補を求め、政策面や選挙支援について協議していたことが10日に報じられた。 各紙によると、報道を受け、辰巳は都内で取材に応じ、「光栄なことなのできちんと話を伺いました」と出馬に前向き。その一方で、「そんなに簡単ではない」、「選挙に出るのは別」と慎重な態度。そして、同日夜、家族と話し合った末で、最終的に出馬を見送る決断に至ったようで、「総合的に判断した。家族会議にもかけたが、あまりにも急だった。短い時間で整理もできなかった」と理由を説明したというのだ。 「知名度抜群の辰巳だが、現状では出馬しても、自民党の候補者が勝てる可能性はかなり低い。出馬が決まればしばらくは芸能活動ができなくなるのは、個人事務所の辰巳にとってはかなりの痛手でリスクが高い」(全国紙政治部記者) 辰巳は大阪市出身で京都大学卒。NHK連続テレビ小説やフジテレビ「辰巳琢郎のくいしん坊!万才」などに出演し、映画や舞台でも活躍。芸能界屈指の「クイズ王」としても知られ、ワイン通として有名。15年のダブル選でも自民党関係者が辰巳に出馬を打診したが、実現しなかった。 辰巳は11日に自身のフェイスブックを更新。自身が抱える仕事を列挙した上で、「スポンサー各社への責任もきちんと果たさなければなりません。政治は、政治に向いた方がやるべきだと改めて思います」と、立候補の意思がないことを改めて強調した。記事内の引用について辰巳琢郎の公式フェイスブックより https://www.facebook.com/tatsumitakuro.official/
-
社会 2019年03月11日 21時22分
池江璃花子、3.11被災者へエール 「私達の方こそありがとう」称賛集まる中SNS利用に心配の声も
2月に白血病であることを公表し、現在は闘病中の競泳女子・池江璃花子選手が3月11日、ツイッターを更新した。 池江選手は「今日久々にベットの上から空を見上げました。外の光でさえしんどく感じてしまうほどでしたが、夕日が沈み、空が青くてとっても綺麗です。みんなは今何をしてるのかなって思います」と思いをはせた。 続けて、「時々見るメッセージに様々な病気と闘う方からもメッセー(ジ)をいただきました。そして沢山お手紙も届きました。お手紙の中に、1歳のお子さんが白血病になってしまったというお手紙が届きました。どんな形であろうとみんな頑張っている事、みんなの気持ちになる事、本当に大事なことを日々学んでいます」とツイートしている。 また、「8年前の今日3月11日、罪のない人たちが大勢なくなりました。違う形ではあるけれどわたしは全力で生きます」と東日本大震災の犠牲者を追悼するコメントを寄せている。そして、「私は出れなくて悔しいけど、 日本選手権、ぜひ会場まで足をお運びください。オリンピック前年、きっといいレースが観れると思います。みんなそのために今を頑張ってるから」と4月の日本選手権についても言及している。 今回の一連の投稿はネットで大きな話題となっている。 「みんなあなたを応援しています」「池江ちゃん、怒涛のツイート更新。ツイートする元気があって安心しました」「集中治療室から出て、一般病棟に移ったのかな」「自分がしんどい時に他人を思いやれる池江ちゃんは素晴らしい。 優しさで人と繋がって、励まし合えたらきっとお互い生きるチカラが湧いてくる」「このような状況なのに、人の心配まで…」「私達の方こそ、池江選手の言葉に、勇気とやさしさを頂いていますよ」などと激励の声が多く寄せられた。 池江選手は6日に「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます」と明かしつつ「でも負けたくない」と意気込んでいた。 定期的に投稿する池江選手にネットユーザーからは、「この子は前向きですごいなぁと思っていたけど、弱音も吐いて、力を抜いてほしい」「ツイッターで本音呟くぐらいいいんじゃない? 外との繋がりとか応援してくれる人との繋がりで頑張ろうと思えたり、多少気分が楽になったりするのかもしれないし」「前向きな言葉だけじゃなくて、弱音もどんどん吐いたら良いと思う。辛さを吐き出す場所が無いとそれはそれで辛いよ」と体調をいたわる声が集まった。 一方で、この投稿に「無理をしないで」と気遣う声もあった。「治るまで黙ってた方がいい。ご本人は気の毒だけど発言するたびに外野が騒いで治療にもいいことがないから」「わかった気になって頑張れだとか完治を祈ってるだとか無責任に言う野次馬が出てくるからよくないんだよ。ネットに書かなくてもご身内や主治医、受け止めてくれる人はたくさんいる」という心配のコメントをする人もいた。 11日午後5、6時台のツイートは計4回。池江選手のSNSには多くの応援メッセージが届いている。引用について池江璃花子の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/rikakoikee
-
-
社会 2019年03月11日 18時10分
日韓関係が激しく冷え込む中、お互いを訪れる観光客は過去最高を記録
日韓の政治的対立が止まらないが、意外や文化交流の面では15年前の「ヨン様ブーム」以来の韓流ブームが到来している。観光庁の発表によれば、昨年、日本を訪れた韓国人観光客は、前年比5.6%増の752万6000人と過去最高を記録した。消費額も5842億円と“爆買い”の中国人に次ぐ額を日本で落としてくれている。 同様に、韓国観光公社の発表によれば、昨年、韓国を訪れた日本人観光客も295万人に達した。これは前年比28%増である。こうした日韓交流の増加は、政治問題と関係なく、文化的関係が熱を帯びていることを意味している。 「日本のテレビでの韓流ドラマもすっかり定着しています。例えばNHK総合チャンネルでは、夜11時から1時間『オクニョ 運命の女』(全51回)を放映しており、放送業界には『嫌韓』などないも同然です。逆にますます韓流ドラマの“爆買い”に拍車が掛かっています。2015年には1話当たり3万ドルが相場だったのですが、昨年から1話あたり20万ドルに高騰しています。『100日の郎君様』は1話あたり23万ドル、このほど韓国で放映終了したばかりの『ボーイフレンド』は、韓流ドラマ史上最高額の1話あたり30万ドルで契約が決まっています。同番組は全16話なので総額5億3000万円ですよ」(某キー局デレクター) 13年6月に韓国で結成された男性7人組のヒップホップ・アイドルグループ『防弾少年団』(BTS)は、アジア人初のビルボード1位を獲得し、この2月10日にはグラミー賞のプレゼンターも務めた。韓国経済研究院は、デビュー以来の経済効果を4兆1400億ウォン(約4060億円)と発表している。 「BTSは、昨年11月9日の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に生出演する予定でしたが、メンバーの1人が過去に着ていたTシャツに、原爆投下後のキノコ雲の写真と韓国人の万歳写真が印刷されていたことが発覚し、急遽出演を取りやめ、後に事務所が謝罪しています。そんな騒ぎの中であったにもかかわらず、4都市9公演を行い計38万人を動員しています」(芸能記者) 韓国側も日本売込みに必死だ。一時期は中国が最大の輸出市場だったが、16年にTHAAD(高高度防衛ミサイル)の配備を巡って中国との関係が悪化してからは、日本が最大の輸出市場になっているからだ。韓国のエンタメ業界に『反日』はない。 そういえば、NHKの大河ドラマ『真田丸』に加藤清正役で新井浩文(本名:朴慶培)が主演していたっけ。加藤清正は、朝鮮出兵を行った韓国人嫌いの豊臣秀吉に一番心酔していた猛将だ。今思えば、日本側も韓国に気配りしたのかもしれない。
-
社会 2019年03月11日 14時18分
「とくダネ!」笠井アナ、被災地取材での“非常識な行動”に批判殺到? 8年前にも騒動が
11日で東日本大震災から丸8年が経過した。復興が叫ばれる中、依然として仮設住宅で暮らしている人も多い。同日放送された「とくダネ!」(フジテレビ系)では、「今月閉鎖の仮設住宅 被災者が歩む“未来”」と題した特集を放送した。 同番組では、3月31日で仮説住宅からの引っ越しを余儀なくされる被災者へのインタビューを中継。このリポートを担当した笠井信輔アナウンサーのある行動に批判が殺到している。 笠井アナは、宮城県気仙沼市の仮設住宅の住民にインタビュー。現地は雨が降っており、笠井アナはノックもせずにいきなりドアを開け、雨に濡れた上着を脱がずに、そのままインタビューを開始した。 笠井アナのこの行動にネット上では、「8年経ってもマスコミの傲慢さは変わってないね。奥さん掃除したんでしょ? 笠井アナびっちゃびちゃのコートのまま家上がって、靴も揃えてない、あんたの家じゃないんだよ」「被災者の方の家にお邪魔するのに、ノックせずガッと雑にドアを開け、雨で濡れた上着のままで入ってからの失礼な発言…被災者に対しホント残念な行動」「自分の家かのようにドアを開け、びしょ濡れは 見てても不愉快でした。 震災の事は凄く考えさせられる 内容なだけに、雑さは目立つ」「笠井さんコートのままは失礼だよ。仮設が寒いとかの雰囲気出してるの?」「復興が上手くいっている地域も報道して、違いが何か分かるように報じてあげた方がいいと思う」と非難の声が多く見受けられた。一方で、「レインコートのことを指摘されているけれど、撮影中であるかぎりマイクの都合で脱げないし、決められた時間内で伝えなきゃならないわけで」といった擁護する声も見られた。 インタビュー冒頭では小倉智昭の「濡れてるね」という小さな声での指摘も入っていた。 笠井アナは東日本大震災の直後にも、被災地で現地の人と一緒に人探しする少年と家族に密着し、潰れた車の中にいる遺体を見つけている。この一部始終を取材した件に関しても、「鬼畜過ぎる」「カメラを止めろ」と行き過ぎた報道に批判が集まっていた。 8年経った現在でもその爪痕は大きい東日本大震災。被災者への取材はくれぐれも非常識な行動は慎んでもらいたいものだ。被災地の一刻も早い復興を願ってやまない。
-
-
社会 2019年03月11日 12時20分
元NHK堀尾アナ、補導中学生に「暴れてほしい」発言で炎上 “怪我人出てるのに不適切すぎ”の声
11日放送の『ビビット』(TBS系)で、元NHKアナウンサー・堀尾正明の発言した内容に批判が集まっている。それは福岡・天神で、中学生たちが特攻服を着て大騒ぎしていた際に飛び出したものだった。 番組によれば、福岡市内の一部の中学生が卒業式の夜、特攻服で繁華街で大暴れすることが10年ほど前から問題となっていたよう。その特攻服には、親や先生、仲間へといった周囲の人々への感謝を示したメッセージが刺繍で施されているというが、値段は1着2万円から高いものだと10万円はするという。 そして、カメラがとらえた映像には上半身裸のまま、そんな特攻服を着こんだ男子中学生が奇声を上げて天神の街をはしゃいで歩く姿が映し出されていた。また、同じく特攻服を着た女子中学生たち数人が、「イエーイ」とカメラに向かってピースをする姿も。すると、それを見つけた警察署員から「コラー!補導するぞ!」と追い回され、一斉に補導されていた。さらに、警察から逃げていた際、彼らは通行中の一般女性と激突し、女性が転倒しケガ。路上が流血に染まっていた。 そもそもは博多警察署から、「駅や公園など公共の場所では特攻服などを着用または所持している少年少女を発見した場合、補導する」という警告が出されているのだが、そのルールを破り、福岡の一部中学生が「暴徒化」しているということらしい。 そんな由々しき事態に対し、堀尾は驚くべき発言をしたのだ。「子どもたちが静かになったと言われる世の中で、暴れてる子たちがいるんだな」「人に迷惑をかけないように暴れてほしいという気持ちもどこかにある」と、中学生の行為を肯定するかのような発言。その瞬間、スタジオが不穏な空気に包まれ、国分太一や真矢ミキも微妙な表情を浮かべていた。 堀尾の失言にSNS上から一斉に苦言が飛び交ったのは当然で、「堀尾にあきれる」「今度暴れる子供がいたら堀尾が責任とらないとね」「暴れて欲しいって、公共の電波使って言うかよ。怪我人出てるのに。不適切過ぎだろ」「もっと暴れて欲しいって、番組は問題として取り上げてんだから助長、賛同する発言はコメンテーターはしちゃいかんのはベテランだから分かってる事のハズなんだよなぁ…」などと大ブーイング。 堀尾もまた、裏番組の『モーニングショー』(テレビ朝日系)の玉川徹同様、炎上を糧に生きていくコメンテーターのようだ。
-
社会 2019年03月11日 06時00分
悩めるリーダー職にまず必要なのは、“We プラス 未来形” 無意識に嫌われる話をしている?
「上司になんかなりたくない!出世なんかしたくない!」との思いが、ゆとり世代のみならず、あらゆる世代の、現代サラリーマンたちの実情だという。 責任を負わされ、それに見合う給料がもらえるかは微妙。“三大ハラスメント“のパワハラ、セクハラ、モラハラだけではなく、マタニティハラスメントやアルコールハラスメントなど、一説によると40種類近くあると言われているハラスメントへの対処まで要求されるリーダー職。敬遠したくなる気持ちが分かる読者も少なくないのではないか。 しかし職場にリーダーは絶対に必要な存在だ。部下と一緒に業績を上げることができれば、自らのやりがいもアップする。給料も上がり、さらに上のポジションを目指すことができ、ヘッドハンティングでステップアップも可能…と、ポジティブな面も多くある。 これを受けて最近企業では、すでに上司になっている人、あるいはリーダー候補になるのに抵抗がある人に向けた“スーパーバイザー研修“が盛んに行われているという。中でも、多くのリーダー・リーダー候補が感銘を受けるのが“好かれるリーダー”になるコツだそうだ。 上司や先輩から「俺の若い頃は〜」といった自慢話や武勇伝を聞くことも多いだろう。実際のところ、この類の話を楽しく聞ける人は、多くはない。自分が若いときに聞いて、つまらないと感じた話をついつい部下にしてしまうのが大方の人間だ。しかしリーダーたるもの、自分の過去の武勇伝のような“I プラス 過去形“の話をしていいのは、自分の「失敗談」だけと覚えておこう。 これを踏まえて、リーダーが話すべきことは“We プラス 未来形(もしくは進行形)“が基本と言われている。“We プラス 未来形”とは、主語をリーダーの“私“ではなく、組織のみんなに当事者意識を持たせる意味で“私たち“から話を始めるようにする話法だ。過去の事象よりも、これから起こる事象に意識を向けさせるために、未来形や進行形の話をするよう心がけるのだ。 この一番の成功例は、オバマ元米大統領の有名なキャッチフレーズ“Yes, we can!“である。民衆の心を引き寄せる魔法の言葉が、オバマ氏が黒人初の大統領にまで上り詰めた秘訣とも言われている。 “好かれる“ことは、“頼られる“リーダーになることの第一歩。部下の相談相手になれないリーダーは、問題解決の糸口すら見つけられない。部下が自発的に相談してくれるようなコミュニケーションが大切だ。また、相談された際に「相談してくれてありがとう」の一言を添えるのが、部下と円滑な関係を結ぶことに効果的だと言われている。 好かれるリーダーになるためには、ここで挙げた“We プラス 未来形”を実践しなくてはならない。「言うは易く行うは難し」と思うかもしれない。しかし、行動しなければ組織も自分も変わらない。まずは第一歩として、自分のリーダーシップについて考えるところから始めてはどうだろうか。
-
社会 2019年03月11日 06時00分
田中角栄「名勝負物語」 第五番 小沢一郎(7)
それまで「門前の小僧」よろしく、田中角栄の「選挙プロ」ぶりを見て育った小沢一郎は、二階堂進幹事長を補佐する立場の総務局長ポストに就くや、選挙でその手腕をいかんなく見せつけた。田中が病魔に倒れる前の、昭和58(1983)年のことである。 この年1月、田中がロッキード裁判一審で、懲役5年(追徴金5億円)を求刑された。ある程度、予想された事態とはいえ、自民党にとっても、改めて“震度5強”に見舞われた感があった。そうした中で、この年は4月の統一地方選、6月の参院選、そして8月には旧中選挙区制のもとでの衆院京都2区の補選が待っていた。どう乗り切るか。小沢の“腕力度”が問われる形になったのだ。 結果、統一地方選では知事選で自民党系候補の取りこぼしがあったりで、まずまずであった。一方、それまでの「全国区」を「比例代表」と改めた公職選挙法改正後、初めての選挙である参院選は、自民党は前々回より5議席増、前回より1議席減と、逆風の中でこちらもまずまずの善戦であった。小沢の「田中角栄の“秘蔵っ子”」はすでに知られており、各地からの応援要請に応じた小沢は、党本部にいる時間はほとんどなかったものだった。 そうしての、衆院京都2区の補選である。この地は伝統的に共産党が強いうえ、折りから自民党には逆風が吹いている。定数2の争いだが、二階堂幹事長ら執行部は「候補を1人に絞り、確実な当選を目指すべき。2人擁立では、共倒れの可能性がある」としたのだが、小沢だけが2人擁立を強く主張、譲らなかった。結局、小沢が押し切った形で、自民党公認は、野中広務、谷垣禎一の2人が出馬した。結果は、見事に2人当選であった。当時を取材した政治部記者の証言がある。「裏では田中もだいぶ動いたが、小沢がやった2人の“票割り”がドンピシャだったのが大きかった。選挙結果が出たあと、中曽根康弘首相が目を丸くして言っていた。『あの小沢君の票割りは、まるで“名手術”を見るようだった』と。逆風の中での補選の完勝、参院選の善戦が、以後、小沢の『選挙プロ』の名を定着させたと言ってよかった」 このとき当選した野中は、やがて自民党幹事長となり、その後、自民党を割って新党へ走ることになる小沢とは、連立などをめぐってたびたび丁々発止を繰り広げることになる。野中はのちに、小沢を評して「あの独断専行の思い上がりが変えられるだろうか」と、小沢の“唯我独尊”ぶりに危惧の念を述べたものだった。 この選挙後、小沢は総務局長のポストを降り、衆院の議院運営委員長となった。この議運委員長は、国会の会期、進行などについて野党と調整していくポストである。国会対策委員長が野党と“裏”折衝をやるのに対し、議運委員長は“表”での調整ということになる。議運、国対の両委員長とも、調整能力と決断力が問われることは言うまでもなく、ここでも田中の小沢に対する「親心」があったと、田中派幹部の次のような声が残っている。「田中は、小沢を“裏技”で揉まれる国対畑はあまり踏ませたくなかったようだ。一方で、時に田中をめぐる議員辞職勧告決議案が衆院に提出されており、これを自民党としてどう取り扱うべきか、小沢議運委員長に託したという側面もあった。結果的には決議案をウヤムヤに持っていったことにより、田中は感に耐えぬように『一郎は大したもんだ。ハラがすわっている』と言っていた」★「ワシをはずす気か」 黙々と汗をかくことの多かった小沢だったが、総務局長、議運委員長のポストを踏む頃にはハッキリ物を言い、自民党内での存在感は一気に高まり、先の野中の「独断専行」が、顔を出し始めたということであった。そうした背景には、ロッキード裁判を抱える田中の政治的影響力に、影が射し始めていたことと無縁ではなかった。 その頃、一方の田中派内は「ポスト中曽根」をうかがう竹下登を軸に、金丸信、小沢一郎のトライアングルが、ジワリ主導権を握る空気が強まっていた。この三者は、先にも記したように縁戚関係にある。絆は強いのだ。 その田中派に、派閥結成以降、最大の激震が走ったのは、昭和59年12月であった。Xマスにあたる25日夜、東京・築地の料亭「桂」に、時に大蔵大臣だった竹下、自民党幹事長だった金丸以下、橋本龍太郎、小渕恵三、梶山静六ら田中派幹部、中堅クラスの14人が密かに参集した。小沢も、また参加していた。 参集の目的は田中派内に、「派中派」と言っていい竹下の「ポスト中曽根」での総裁選擁立を含みとする、グループ「創政会」の旗揚げ協議であった。田中派は田中角栄という強烈なリーダーシップ、個性のもとで一致団結、自民党での主導権を握ってきただけに、その中にもう一つの派閥的なものができるということは、結成以来、初めての“ほころび”を印象づけることであった。もとより、これを聞いた田中の胸中は、穏やかならずであった。「連中は、ワシをはずす気ではないのか」 とくにわが子同然でかわいがった小沢が加わっていたことが、ショックのようであった。田中が再起不能の病に倒れるのは、それからわずか2カ月後となる。(文中敬称略/この項つづく)***********************************************小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
-
社会 2019年03月10日 22時00分
爆買い規制”で中国人観光客が風俗産業に殺到
中華圏の旧正月「春節」を祝う大型連休が終了した。期間中、例年を上回る約700万人の中国人が海外ですごしたという。 今年1月に中国人への訪日ビザの発給要件を緩和した日本では、観光客の爆買いが期待されたが、予想外にモノが売れなかった。「米中の貿易摩擦の影響で、昨年から中国経済は急速に悪化。さらに中国では電子商取引(以下、EC法)の規制で買い物金額の上限が設定されたため、インバウンド消費が減退しているのです」(中国経済に詳しいエコノミスト) EC法は、中国人が海外で購入できる限度額が5000元(日本円で約8万円)以下に制限され、それを超えた場合は課税対象となる。これまでは、中国の代理購入業者が日本製品を爆買いして転売するビジネスモデルも横行していたが、今後は税関検査で引っかかると高額の罰金も科せられる。 中国人の代理購入業者が嘆息する。「ネット転売を主体とする個人であっても、ネット通販業者としての登録と納税が義務付けられた。渡航費を考えれば、買い物の上限が8万円では赤字です。今までのような商売はできなくなりました」 モノが売れなくなった代わりに、EC法の恩恵を受けているのがサービス業だ。「観光や宿泊、飲食にお金が落とされている。東京五輪に向けて、観光ツアーやレストラン事業などサービス面の拡充を急いでいます」(ホテルチェーン幹部) 和食の料理教室や忍者修業などマニアックな体験ツアーも商機だが、中国人に一番人気があるのは日本の風俗ツアーだという。「新宿歌舞伎町や六本木のセクキャバからヘルス、吉原の高級ソープを堪能し、大阪の飛田新地まで遠征するものまでありますよ」(旅行代理店関係者) 東京五輪を目前に、エロ本のコンビニ締め出しなどが始まったが、今こそ日本のエロ文化を海外にアピールし、風俗産業に観光客の金を落としてもらうべきだ。
-
-
社会 2019年03月09日 22時00分
風雲急 永田町スクープ ★小沢一郎がアントニオ猪木橋渡し金正恩委員長「会談」
永田町で小沢一郎自由党代表が電撃訪朝し、金正恩委員長や北朝鮮幹部らと会談、拉致問題等に大きな進展をもたらすのではという話が急速に拡散し、安倍政権に激震が走っている。 事の発端はアントニオ猪木参院議員が国民民主党会派入りしたこと。猪木氏といえば、これまで訪朝は33回にも及ぶなど、日本では最も北朝鮮に精通する国会議員だ。2月20日の会見に同席した小沢代表が「(訪朝の)要請があれば、いつでも訪朝したい」という強い意欲を示したことの意義は大きい。 つまり、「小沢・金正恩電撃会談」「拉致問題で小沢・北幹部会談」の可能性が出てきたのだから、北朝鮮とのパイプがない安倍政権が震撼するのも当然なのだ。「猪木氏と小沢氏は多少の面識はあったが、それほど親しいというわけではなかった。しかし、ここ1カ月で小沢氏がストーカーのごとく猪木氏に“日本のために野党大連合に力を貸して欲しい”と懇願、小沢氏の熱意に猪木氏が男気を発揮したという流れです。そこで俄かに訪朝話ですから、小沢という政治家の力は底知れない」(夕刊紙記者) 当の猪木氏は会見で親北朝鮮国会議員としての自負を語るとともに、今回の会派合流をこう説明した。「自民党の独断じゃなくて、小沢先生と組んで強い野党でなければならないと思った。政界スキャンダルが起きるたびに、こういう政治の在り方よりも、やはりバランスの取れた政治でなくちゃいけないのかなということです」 一方の小沢代表は猪木氏に会派入りを打診した理由について、「安倍政権は日朝関係の対話の窓口さえない。米朝会談でもまったく蚊帳の外。日本の将来を考えると、そういうことでは危うい。北朝鮮との対話の窓口を持っておられる猪木先生が我々に参加していただくことは大きな対北の突破口となりうる」と説明。さらに「猪木氏が訪朝するとき、来いと言われれば、私はいつでもご一緒したい」と宣言し、会見場に詰めかけた記者からはどよめきが起きた。「1994年、猪木氏は尊敬する北朝鮮生まれの力道山のために平壌に殿堂を造りたいと言い出したのが訪朝の最初。翌年には、8000万円を投じ平壌の綾羅島にあるメーデースタジアムで34万人を集めたプロレスを敢行。当時の北のトップは金正恩委員長の父である金正日総書記だった。以来、猪木氏は北朝鮮の信頼を勝ち取り幹部らと交流を深めてきた。昨年、北朝鮮建国70周年の際も訪朝したほど。北は来年の東京オリンピック・パラリンピックに参加する意向で『南北で一緒になって協力したい』と猪木氏に伝えました。北朝鮮で猪木氏は絶大な人気を誇っていますよ」(北朝鮮ウオッチャー) 自由党周辺関係者は小沢代表の今回の猪木氏急接近をこう解説する。「自民党は猪木氏を元人気プロレスラー、北朝鮮事情通で存在感はあるが、金銭トラブルも仄聞するだけに接触は避けてきた。しかし、剛腕の小沢氏は違った。オール野党の結集に向け偏見を捨て、さまざまな調査とシミュレーションをしてきたのです。その中で'13年の参院選比例で日本維新から出馬した猪木氏は約36万票を獲得し、党内トップ当選した実力などを高く評価したのです」 同関係者は小沢代表が猪木氏に5つのメリットを見い出したと分析している。(1)過去の得票数は自民党のJA代表、医師会代表、歯科医師会代表の比例議員らの得票をはるかに上回る。(2)現在も「元気ですか! 1、2、3、ダーッ」で若者や大衆に大人気。(3)小沢代表と同級生。今夏の参院選で勝ち6年間議員を務め上げる体力は十分。(4)参院選に向け元貴乃花親方を擁立できれば猪木、貴乃花両氏で100万票可能。(5)対北朝鮮問題解決。「会見でも述べていたように、小沢氏は訪朝に意欲満々です。昨年、70周年で訪朝した猪木氏は拉致など“話せないこともある”と語っていた。つまり、猪木氏は北のトップクラスの幹部とのチャンネルを持っている。仮に猪木ルートで小沢氏が訪朝し金正恩委員長との会談が実現すれば、小沢氏に対する国民人気は沸騰する。小沢、猪木ラインに支持が集まることは必至です」(同) 昨年の訪朝時、猪木氏はは李洙墉(リ・スヨン)・朝鮮労働党副委員長と会談している。李氏はスイス留学中の金正恩委員長の親代わりだったとされ、'18年3月の初外遊先となった訪中で金委員長に同行している。同年6月と第2回の米朝首脳会談でも金正恩委員長に同行した金体制6人衆の1人だ。 もちろん、自民党幹部の間では「政権側ではない小沢氏に北の幹部が会うことはありえない」と否定する声が圧倒的に多い。「金委員長はクレバーです。小沢代表が政権をひっくり返す力を持つと判断すれば、躊躇なく手を貸すでしょう。さらに、小沢代表は中国の習近平国家主席と太い絆がある。'09年、当時、国家副主席だった習主席と天皇陛下との会見を国内の猛反対を押し切って実現させている。金委員長の後ろ盾は習主席。習主席が小沢・金正恩会談や小沢・北最高幹部会談を仲介すれば、日本の世論は拉致問題などで膠着状態が続く安倍政権をソロリ、ソロリと見放す事態になる。怒涛の与野党大逆転劇は起こりうるのです」(前出・北朝鮮ウオッチャー) 小沢・猪木のタッグOI砲で安倍自民をKOダーッ。
-
社会
大仁田氏の超速政界復帰説浮上
2007年07月03日 16時00分
-
社会
安倍内閣支持率ついに28%まで大暴落
2007年07月02日 16時00分
-
社会
事務所開きで暴走した丸山和也弁護士の弱点
2007年06月28日 16時00分
-
社会
自民 参院選惨敗で小泉前首相“復活”
2007年06月26日 16時00分
-
社会
石原知事が温泉事故で“臭わざる脅威”メタンガス防御策規制へ
2007年06月23日 16時00分
-
社会
渋谷爆発事故であわや若槻千夏“霊感”回避
2007年06月20日 16時00分
-
社会
丸山和也弁護士 行列のできない出馬会見でまさかのM党宣言
2007年06月19日 15時14分
-
社会
朝鮮総連完敗判決に元公安庁長官がささやかな逆ギレ
2007年06月19日 15時11分
-
社会
11年ぶり出所 KKC山本会長 独占インタビュー
2007年06月18日 22時39分
-
社会
石原知事“内定”発表猪瀬直樹副知事は浜渦氏を超えられるか!?
2007年06月16日 15時00分
-
社会
グッドウィルグループ 折口雅弘会長の素顔
2007年06月13日 15時00分
-
社会
3年前に環境浄化作戦が始まった西川口の今
2007年06月11日 15時00分
-
社会
ハニカミ王子よ激怒王子になれ!
2007年06月07日 15時00分
-
社会
横峯さくらパパ出馬で“女子プロレスラー応援団”結成か
2007年06月06日 15時00分
-
社会
佑ちゃんVフィーバーの裏で慶応ガール“隠れハンカチ教”出現
2007年06月04日 15時00分
-
社会
慶大応援団の佑ちゃん降板予言が的中
2007年06月04日 15時00分
-
社会
きょう佑ちゃんパレードなのに…なぜか冷めている早稲田の地元商店街
2007年06月04日 15時00分
-
社会
株主総会直前 焦るTBSに楽天の「極秘作戦」
2007年05月30日 15時00分
-
社会
ドクター林の元気があれば何でもできる インフォームドコンセントで先生に問いかけてみよう
2007年05月29日 15時00分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
