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事務所開きで暴走した丸山和也弁護士の弱点

 7月29日投開票の参院選比例区に自民党から出馬する丸山和也弁護士(61)が27日、東京・六本木に構えた選挙事務所開きで大暴走。掟破りの自民党批判に加え、民主党比例区から出馬するさくらパパこと横峯良郎氏(47)と選挙戦で合体するプランを明かした。マラソンスタイルで元気いっぱいの丸山氏は、今夏24時間マラソンに挑戦する欽ちゃんにリタイア予告するなど明らかに飛ばしすぎ。一方、かづ代夫人(58)からは意外な弱点が指摘された。
 前日26日に週刊誌の企画で横峯氏と対談した丸山氏は「2人とも組織に縛られずいい意味で一致しましてね。将来は『丸山・横峯新党』をつくろうかって冗談で盛り上がったほど。一緒に演説する可能性は十分ありますよ」と合体演説プランに大乗り気。実現すれば、同じ比例区で2大政党候補が共闘するという極めて異例の選挙戦になる。この日の丸山氏はマラソンでスタートから全力疾走するような飛ばしっぷりだった。
 真っ白な野球帽にTシャツ、トレーニングパンツ、スニーカーという完全ランナースタイルで事務所前に立った丸山氏は、塩爺こと塩川正十郎元財務相(85)や中川秀直党幹事長(63)の応援演説を受け、容赦ない自民党批判でこれに応えた。
 「私をかつぐのは自民党がだらしないからでしょう?本当の友だちからは『なんで自民党から出るんだ。オマエは二重にバカだ』と言われている。確かに民主党から出れば追い風だったし当選間違いない。しかし最後のゴールまで逆風のなか走り続けることをお誓いしたい」などとストイックに訴えると、支援者から拍手が沸き起こった。

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