その他
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その他 2012年12月01日 12時00分
“回し飲み”も危ない 緊急入院爆笑問題・田中を襲った「キス病」の脅威
お笑いコンビ爆笑問題の“でかい方”太田光(47)から“子供”呼ばわりされている相方の田中裕二(47)が、2歳までに80%の人が感染済みといわれるウイルス感染症の一種『キス病』(伝染性単核球症)にかかり、緊急入院した。一体どんな病気なのか−−。 「ほとんどの人が、母親と接触の多い乳幼児期に感染します。しかし、全く症状が出ない、もしくは軽い風邪の症状が出る程度で済んでしまうため、大半の人は感染したことに気が付かないまま大人になります。一度感染すれば免疫ができるので、それ以降は発症することはほぼありません」(都内の小児科医) 『キス病』は、ヘルペスウイルスの仲間に属するエプスタイン・バール・ウイルス(EBウイルス)によって引き起こされるもの。EBウイルスは人の唾液を介して感染し、一度感染すると体内に一生とどまる。以前の日本では、20歳までにほぼ100%の人がEBウイルスに感染済みとされてきた。だからこそ『キス病』はめったに見られない病気だったという。 ところが、最近は“大人”の間でこの病気が増加しているらしい。前出の小児科医が続けて語る。 「大きな原因は、子供を取り囲む環境が変わったことでしょう。触れ合って遊ばなくなった裏返しといいますか、ウイルスが蔓延する機会が減ったということですね。また、市販の離乳食が豊富になり、親が食べ物を咀嚼して柔らかくしてから食べさせるようなことをしなくなったのも、幼児期に感染しない要因の一つでしょう。とにかく、回し飲みや口移しなどで、大人になって感染すると厄介な病気で、肝機能障害を併発することが知られています。特別な治療法もなく安静が必要で、しゃべっているだけで飛沫感染することもありますから、誰でも感染する可能性があるのです」
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その他 2012年11月29日 12時00分
専門医に聞け! Q&A 動悸・息切れの“グレーゾーン”に注目
Q:この頃、脈を測ることがありますが、いつも脈が途切れます。動悸も感じるし体調もよくありません。勤務する会社の景気が悪く、その影響もあるのでしょうか。しかし、定期健診では特に異常はありません。アドバイスをお願いします。(48歳、量販店勤務) A:記憶に新しいことですが、2008年9月、米国の大手投資銀行、リーマン・ブラザーズ社が倒産したのをきっかけに、世界的な金融不況が起こりました。結果的に日本は世界一その影響を受け、経済的に大きなダメージを被りました。倒産が相次ぎましたが、当時、ご質門の方と同じような心身の不調を訴えて来院した男性が目立ちました。経営破綻に陥った会社に勤めている人たちで、大半は40代後半でした。●症状があっても「異常なし」と診断される その人たちの主な訴えは、脈が途切れ、動悸が起こり、空気が薄いように感じるというもの。金魚が口をパクパクしますが、ちょうどああいう感じです。 これらの症状を訴えて、心臓や循環器の専門科を受診し、心電図などの検査を受けても、異常や特定の病気が発見されるとは限りません。検査の範囲も基準値範囲なら、「異常なし」と診断され帰されます。 狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの心臓・循環器系の病気は、潜在していても症状は何もない状態が続き、あるとき突然発症します。その落差が大きいのが特徴なので、何も症状がないときに受診しても、異常は見つからないものです。つまり、病院で検査をして異常がないということと、本人が異常がないことは基準が違います。 前述したように、脈に異常があって、患者さん本人は異常があると思っても、検査をして基準値範囲ならば病院は異常なしと診断するわけです。●十分に睡眠をとろう 両者の間にはグレーゾーンがあるわけですが、漢方では、このグレーゾーンにある場合自体が、十分に異常があると捉えます。 質問の方もまさに、このグレーゾーンにありますが、まずはそのことをよく自覚しましょう。生活スタイルに関するくわしいことはわかりませんが、おそらく多忙でストレスも多いのでしょう。今と同じ生活を続けると、やがて狭心症や心筋梗塞など重大な病気の発症につながるおそれもあります。多忙や過剰なストレスから、自分の身を守る砦は睡眠です。十分な睡眠は、疲労やストレスを取るのに効果的です。 さらにその上で、ストレス解消の趣味を持ったり、運動をしたりするとよいでしょう。体調の維持・増進には漢方薬や鍼灸も役立ちます。岡田研吉氏(玉川学園・岡田医院院長)東邦大学医学部卒。ドイツ留学中に東洋医学に関心を持ち、帰国後、国立東静病院で漢方を学ぶ。独自の漢方処方で生活習慣病に成果を上げている。著書『さらさら血液が長生きの秘訣』など多数。
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その他 2012年11月29日 12時00分
ストリップ劇場『十三ミュージック』に続き『東洋ショー』摘発で揺れる大阪色街
9月24日の『十三ミュージック』(大阪市淀川区)に続き、今度は11月5日までに同市北区の『天満東洋ショー劇場』が摘発され、地元風俗街が揺れている。 『東洋ショー』にかけられた容疑は公然わいせつ。ストリップ嬢が下半身を露出し、客に写真撮影をさせていたというもので、経営者をはじめ従業員4人とストリップ嬢2人、さらに観客10人が現行犯逮捕されたのだ。 「同劇場は1985年に営業を開始した関西有数の老舗店。最大で120人が収容可能で、当日は40人ほどの客が美女の踊りに酔いしれていました。しかも、客の中には大阪市の水道局職員と京都府職員も含まれていたというオマケまで付いたのです」(地元風俗誌記者) 問題にされたストリップ嬢の有料写真撮影は、以前から当然のように行われていただけに、突然の摘発はファンのみならず、風俗業界へのショックも大きい。 「なにしろ『十三ミュージック』摘発から1カ月あまりでの出来事ですからね。この締め付けが今後、日本最大の遊郭街である『飛田新地』にも及ぶのではないか、ともいわれているのです」(同) 摘発の背景には、最近のストリップ業界に増えている“素人ダンサー”の取り締まり強化もあるようだ。業界に詳しい興行師はこう語る。 「今の劇場では、風俗サービスや写真撮影は、素人の受け持ち。劇場によってはそっちがウリのところもあります。そんな風潮に警察がダメを出し、風俗営業への取り締まりを強化している大阪市も乗っかった、ということでしょう」 『東洋ショー』を訪れると、摘発直後にもかかわらず営業はしていたが、壁にはプロダンサーのポスターがズラリと並び、以前見られた素人企画系のものは皆無。素人ショーは完全に排除の形をとっていた。 ある劇場関係者も言う。 「2つの摘発で、当面はアイドルダンサーを増やし、華やかさで勝負するしかありません。ただ、その分“露出度”は減るので、それがどう響くか…」 劇場から退いた素人たちに関しては、「最近、セクキャバやアルバイトサロンに、ダンサー出身のコが増えてきた」(十三の某飲食店主)との声も聞こえてくる。大阪風俗界を巻き込んでのストリップ摘発の余波は、続きそうだ。
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その他 2012年11月27日 15時30分
制作協力防衛省・航空自衛隊のブルーインパルスDVDが発売!
ブルーインパルスのDVD「ブルーーインパルス〜大空に挑む究極のアクロバット〜」(リバプール)が21日にセブン-イレブン限定で発売された。税込1,980円。 ブルーインパルスといえば、航空自衛隊が誇る究極のアクロバットチーム。このDVDには防衛省・航空自衛隊が制作協力しているだけに、初代ブルーインパルスF-86Fから現行のT-4までの映像をたっぷり堪能できる。ブルーインパルス創設時の貴重な映像や写真、現代に至るまでの代表的な演技の解説、コックピットからの映像など、マニアも納得の内容。 特典映像では、世界各国のアクロバットチームも紹介。ブルーインパルスDVDの決定版だ。
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その他 2012年11月26日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(31)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『わかりあえないことから -コミュニケーション能力とは何か-』(平田オリザ/講談社現代新書 777円) ある程度の年齢を過ぎると誰かにものを教わるのが億劫になる、というのが人全般の傾向だ。すでに自分は子供ではない、だから、どのように行動すべきか決めるのは自分自身だ、と最初から決めてしまう。プライドを捨てられないのだ。 試しに捨ててみるのも悪くないかもしれない。たとえば人間関係で大いに悩んでいるとき、本当に自分だけの力で解決できるものだろうか。そもそもプライドを捨てられない者同士が譲らないから、折れないから、いつまでたっても関係が悪いままなのだ。まずは自ら先に捨てると、新しい何かがもたらされることもあるのではないか。こういう柔軟な態度を習慣にすると、啓蒙的な本もすいすい読めるようになる。著者から素直にものを教わることができるのだ。 平田オリザは1995年に『東京ノート』で岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家、演出家だが、教育者でもある。大阪大学をはじめ、さまざまな場所で演劇創作を使った若者の育成を行っているのだ。なので、本書は情操教育的な語り口になっているのだけれど、いわゆるいい大人も参考にできる斬新な発想が盛りだくさんだ。激しいディベートより柔軟な対話を重視する、といった考え方は現実にある不毛な争いを解決する糸口になるだろう。 プライドを捨てて本書を読み終わったあと、いっそうプライドの呪縛から自由になれるかもしれない。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『新・だれも書かなかった「部落」』(寺園敦史/宝島社新書・780円) 部落差別自体もかなりの面で改善されてきたとはいえ、イメージは相変わらず“ステレオタイプ”なものが主流を占めている。なぜ、払拭されないのだろうか。 同和行政と解放運動の腐敗に切り込んだ「名著」の大改訂版が新書で登場だ。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 出版社が刊行しているムック『仏像探訪』(1100円+税)が売れ行き好調らしい。昨年2月に第1号が発売されて以来、今回の「奈良至宝の仏像めぐり」で4号目。1300年を超える歴史ある寺院が数多く残る南都・奈良の仏像が丁寧に紹介されており、見応え十分だ。掲載された写真は大半が撮り下ろしというから、力の入れ具合がわかろうというもの。 国宝の薬師寺・薬師三尊像をはじめ新薬師寺の十二神将、東大寺の盧舎那仏、長谷寺の十一面観音、岡寺の如意輪観音など、日本を代表するが仏像がズラリと並んでいる他、聖徳太子誕生の地に建つといわれる伝説の巨大寺院・橘寺の魅力を再発見する企画など、単なるガイド本とは違う工夫もあって面白い。 仏像の“顔”をクローズアップした写真は、それぞれに全く異なる個性的で豊かな表情を捉えており、見ていて飽きることがない。秋の行楽シーズン、現地に赴いて実物を眺めてみたくなる気を起こさせる。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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その他 2012年11月25日 12時00分
学会も警鐘 “軽症”を“重症”に追い込む「うつ病治療」の落とし穴(2)
銀座泰明クリニックの茅野分院長が言う。 「一般的に精神科=精神病=重症というイメージが強いため、軽症の患者さんはなかなか気軽に精神科を受診できませんでした。一方で、内科や心療内科へ精神科疾患の患者さんの多くが受診する傾向にありました。このため、一部には安易にうつ病薬を処方してしまい、時に混乱を生ずることもあったのです」 うつ学会の示した指針は、そんな事情も考慮してのことだというのだ。 「2012年の医療計画においては、『精神疾患』を癌・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病に加え『5疾病』とし、重点的な医療・政策が講じられることになりました。しかしその反面、うつ病の診断や治療において、疑問や誤解を認められるようにもなりました。その理由は、精神医学・医療が科学として発展途上であり、各医師の知識や経験にゆだねられていることが挙げられます。『うつ』と一口に言っても“うつ状態”を呈する疾患はうつ病、気分変調症(抑うつ神経症)、双極性障害(躁うつ病)、適応障害といくつもある。その他、統合失調症の前駆症状や発達障害の二次症状(重ね着症候群)などを加えると、種類や組み合わせはさらに増えるのです」(茅野院長) 数ある「うつ状態」がどのような経過を経て現在に至っているかを、的確に診断しなければならないというのである。 「軽症うつ病はじめ、全てのうつ病の治療の前提に、患者の背景、病態理解に努め、支持的精神療法と心理教育を行います。軽症の場合、抗うつ薬の使用は必要に応じて行う。しかし、気分変調症(抑うつ神経症)や適応障害の場合は、カウンセリングや環境調整などをして、本人の考え方や周囲の関わり方を変えていく必要もあるのです」(同) 双極性障害の場合は、抗うつ薬よりも気分安定薬を中心に服用し、うつを治すより、むしろ軽躁状態を抑え、“低目安定”こそが“無難な人生”であることに気づくことが望まれるという。 「うつ病(軽症・中等症)の治療アルゴリズムはまず、『SSRI/SNRI』という抗うつ薬を少量から開始し、一定の改善を認めるまで増量する。また、必要に応じて少量のベンゾジアゼピン(抗不安薬・睡眠薬)を併用します。4〜8週を経過しても無効な場合や十分に有効といえない場合は、他の抗うつ薬へ変更したり、リチウムを追加して効果増強を試みたりする。ただし、むやみに抗うつ薬を増量することはせず、休養や環境調整を前提とすることが大事なのです。また、副作用に注意しながら必要量まで増量しますが、多剤・大量処方とならないように注意することも大事。注意すべきなのは、『精神療法』や『薬物療法』など、一つの治療法に偏り過ぎないこと。どれも一長一短があるので、それぞれの長所を上手に生かした治療を受けられることが望まれるのです」(同) 患者側も、ある程度の知識を持って治療に臨むべきだろう。
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その他 2012年11月25日 12時00分
月曜日は司会やコメンテーターが東大卒ばかりの『とくダネ!』“末期現象”
『とくダネ!』(フジ系)の評判が落ちている。 10月から入れ替わったコメンテーターの評判がイマイチなのだ。番組スタッフが学歴重視主義なのか、月曜日は東大卒の女性ばかり。何を考えているのかと視聴者からブーイングの嵐だ。 まず、中野信子氏は東大工学部応用化学科卒の医学博士。さらに、高IQ団体MENSAの会員と追記してテロップで流れている。 東大卒で医者であれば頭脳明晰であるのは十分理解できる。それでも、これみよがしにIQが高い、とアピールするのだから嫌味というしかない。見ていて「アホか」といらつく視聴者は少なくないだろう。 加藤百合子氏は東大農学部卒で、現在は農業事業を行う株式会社エムスクエア・ラボを設立し社長に就任している。 そして司会の菊川怜が東大工学部建築学科卒である。 「中野氏は、菊川とほぼ同じ頃に東大に在学中でした。菊川がモデルでデビューするときには、けっこう話題で教授連も騒いだと話している」(フジ関係者) だが実際、これだけの東大卒が集まっても、視聴率は上がるものでもない。逆に下がっており、案の定『モーニングバード』(テレ朝系)と2、3位争いをしている状態。 「コメンテーターを学歴で選んだのはフジらしいが、視聴者はそんなことには何ら関心がありません。それより、毎日固定せずに専門コメンテーターを確保して出演させ、わかりやすく解説させることが重要です。それができていません」(テレビ雑誌編集者) やはり『とくダネ!』は来春消える運命だ。
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その他 2012年11月24日 17時59分
コンピューターゲームの20世紀 第43回『コンピュータースペース』
<成功の前には失敗あり> 21世紀の現在においては見る影もないが、20世紀のコンピューターゲームは常にアーケードゲームがリードしていた。最新のゲームはアーケード用に開発され、『スペースインベーダー』『ゼビウス』『ストリートファイター㈼』『バーチャファイター2』といったゲームは社会現象とも言えるほどのブームを引き起こしていたのだ。 今回紹介する『コンピュータースペース』は世界初のアーケード版TVゲームとして歴史に名を残した作品。その巨大な筐体はFRP(繊維強化プラスチック)で作られ左右非対称にくねって非常に特徴的であり、宇宙空間をモチーフとしたゲーム性と相まって「未来」を強く感じさせるものになっている。製作者は後にATARIの創業者となるノーラン・ブッシュネルで、彼はあるゲームをもとに本作を作り出した。 そのゲームとは1962年にMIT(マサチューセッツ工科大学)の学生スティーブ・ラッセルらが作り出した『スペースウォー!』と呼ばれるゲーム。『スペースウォー!』はPDP-1と呼ばれるコンピューター上で作成され、それには鑽孔紙(さんこうし)という記録媒体が備わっていたため、MIT以外のPDP-1上でも同作を遊ぶことができた。そして、当時学生であったブッシュネルはユタ大学のPDP-1で『スペースウォー!』で遊ぶことに夢中になっていたのである。 PDP-1は大学の一部屋を必要とするほど巨大なものであったが、それから8年後の1970年には各種電子部品が驚くほど小型化されていた。そのため、以前よりも圧倒的に安価で小さいTVゲームを作り出すことが可能になっていたのである。そこでブッシュネルはかつて自分が熱狂した『スペースウォー!』を、小型の電子部品を組み合わせることで製作しようとした。こうして『コンピュータースペース』の試作品は完成し、1971年10月にナッチング・アソシエーツ社から製品版が販売されることになったのである。 『コンピュータースペース』のゲーム性を簡単に説明すると、ロケットを操縦し宇宙空間上に出現するUFOや隕石を撃ち落とすというもの。ゲーム自体は制限時間で終了し、撃ち落としたスコアを競うというルールであった。操作系はコンパネの写真を見ていただければ分かるように4つのボタンで構成されている。このうち2つのボタンで宇宙船を右or左に旋回させ、推進ボタンを押せば宇宙船は前進する。さらにFIRE MISSILEボタンを押せば宇宙船から弾が発射され、攻撃することが可能であった。この操作方法は日本ではあまり馴染みがないものであるが、アメリカでは長く受け継がれていくことになり、ATARI社の『アステロイド』をはじめ1980年代初期まで同様のゲームが作られ続けていた。 ナッチング・アソシエーツ社は本作に相当な自信を持っていたようで、気合いの入った筐体や映画女優を使用したフライヤーからもそれが伺える。しかし、本作はその期待とは裏腹に評判が悪く、セールス的に失敗してしまった。その原因はいくつかあるが、最も大きいのは「本作が難しすぎたから」というものであろう。当然ながら当時はゲームセンターなどというものは存在せず、本作は主に酒場に設置されていた。ゲームに不慣れなうえ酒に酔ったプレイヤーが遊ぶには本作の操作とルールは難しすぎたのである。1年後に操作系にジョイスティックを採用し、2人対戦を可能にした後期型が発売されたが、セールスが改善されることはなかった。 本作の不振のせいもあってナッチング・アソシエーツ社は1974年に倒産することになったが、ブッシュネル自身はこの失敗から多くのことを学んだようである。そして彼がATARI社を創設し発売した『ポン』では、本作の反省をもとに非常にシンプルなルールと操作を採用。世界で初めてアーケードTVゲームで成功を遂げ、『ポン』以降TVゲーム市場は急速に拡大していくのである。(須藤浩章)参考文献…それは『ポン』から始まった 赤木真澄 アミューズメント通信社 DATA発売日…1971年メーカー…ナッチング・アソシエーツハード…アーケード
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その他 2012年11月24日 12時00分
学会も警鐘 “軽症”を“重症”に追い込む「うつ病治療」の落とし穴(1)
日本うつ病学会は先ごろ、多様化するうつ病を適切に治療するための医師向けの指針をまとめた。次々に開発される抗うつ薬の有効性や副作用に関する情報を盛り込み、“軽症者の安易な薬物療法”に警鐘を鳴らしたのが特徴になっている。 同学会は、最新の医学的知見を盛り込み、現在の医療体制や現場の実情を考慮した指針が必要と判断。急増している患者の多くは、軽症か、うつ病の診断基準以下の「抑うつ状態」であるとし、臨床現場では「慎重な判断が求められる」としたのだ。 軽症者に抗うつ薬の使用を開始するには、焦燥感や不安感の増大などの副作用に注意し、少量から始めることを原則としている。一方で、乱用や転売目的で抗不安薬や睡眠薬を入手するための受診が社会問題化しているとして、指針では「大量処方や漫然とした処方は避けるべき」、「安易に薬物療法を行うことは厳に慎まなければならない」と強調している。 さらには、若者に多くみられる、仕事ではうつ状態になるが余暇は楽しく過ごせるような、いわゆる「新型うつ病」に関しては、「精神医学的に深く考察されたものではない」として取り上げていないのも特徴だ。 都内のサラリーマンAさん(58)は、若い頃からバリバリの営業マンだったが、数年前からどうも仕事に身が入らない。朝起きるのが億劫で、新聞に目を通す気にもなれず、体もだるいし食欲もない。思いあまったAさんは、心療内科を受診したという。 「仕事のし過ぎ。疲れているんですよ」 医師は抗うつ剤を処方してくれた。しかし、Aさんの症状は一向に改善しない。 「自分は嫌なことがあっても持ち越さないタイプ。それが若い時からの身上だった。それなのに、どうなってしまったのか…」 そんな不安をよそに、通勤途中や移動中や何気ない時にも動悸がするようになった。しかも、普段から汗かきなのだが、首から上が妙にのぼせるようにもなった。さらには軽い耳鳴りがするようになり、人と目線が合うと避けるようになった。 クリニックを変えたところ「自律神経失調症ではないか」との診断。結局、原因はわからないまま、今度は安定剤をもらった。しかし効果はなく、どんどん自分がイヤになり落ち込んでいったのだ。 性格が前向きで営業マンが天職だというAさん。それが一転、人に会いたくないと思うようにもなっていった。 何度かクリニックを変えたところ、最後に受診した精神科クリニックで「男性更年期かもしれない」と言われた。男性ホルモンのテストステロンが不足することによって起こる障害である。
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その他 2012年11月24日 12時00分
不祥事が相次ぐTBSに突然の“曙光” 映画『のぼうの城』が大ヒットの兆し
今年に入って、TBSはまったくついていない。年初から視聴率4位が続き、テコ入れ策として4月に“2人に1人”という大人事を断行。だが、その効果は出ず、いまだに“振り向けばテレビ東京”という状況。 事故や不祥事も相次いでいる。10月23日放送の中居正広司会『火曜曲』では、SMAPコンサートをAKB48の大島優子らが密着というときに、画面が突然切れ、数分間静止画像が流れるという前代未聞の事故が起きた。 また『MONSTERS』の収録したテープを紛失し、撮り直すという事件もあった。 さらにテレビ番組に“出演待ち”だった巨大蛇が逃げ出したことがある。『アオハタ』という2メートル級の大蛇で毒はもっていないが、社員は緊張の日々を送らされた。 「TBSテレビの石原俊爾社長は、視聴率がよくないことにくわえ、予想しないハプニングが続いたせいか体調を崩して入院、会見を武田信二専務にまかせた。夏前にも制作局長が体を壊して役職を外れている。重要幹部が連続して病魔に襲われたため、お祓いが必要と局内には重い空気が流れています」(制作会社社長) そんなTBSに、最近、朗報が舞い込んだ。同局が製作幹事社である映画『のぼうの城』が大ヒットの兆しを見せている。 同映画はTBS60周年記念映画として、'11年9月17日から公開される予定だった。しかし、大震災のあとで、水攻めシーンが多いため、今秋に延期されたのだ。お蔵入りを案じる向きも少なくなかったが、興収40億円も期待できるヒットとなっている。 「興収40億円なら、配収20億円がTBSなどの製作委員会に入る。それを出資比率に応じてリクープ(回収)する仕組みになっている。TBSは全製作費の半分は出資しており、最低でも推定10億円は入ると見ていい」(映画事情通) TBSの中間決算('13年3月期)は連結最終で約60億円の赤字を出した。これを映画の収益が補填する結果になりそうだ。 だが、いまのTBSは問題山積で喜ぶのは一時だけ。これからも“茨の道”が続くのはたしかだ。
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