芸能
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芸能 2015年07月24日 11時45分
原史奈が再婚 お相手は「長年の友人であった一般の方」
タレントの原史奈が23日、自身のブログで一般男性と再婚したことを発表した。 「ご報告」とのタイトルで更新された同ブログで原は、「私、原史奈は先日入籍いたしました」と発表。お相手については、「長年の友人であった一般の方です とても温かく私が私らしく自然体でいられる方です」と紹介。さらに、「今後は彼を支えながらより一層お仕事も頑張っていきたいと思っていますのでこれからも応援宜しくお願い致します」とメッセージをおくり、後ろ向きながら二人のツーショット画像も掲載されている。 原史奈は、1998年に「日テレジェニック'98」に選ばれ、グラビアアイドルとして芸能界デビュー。その後はバラエティ番組などでも活躍し、2007年に元サッカー選手の中西哲生と結婚するも、2014年に自身のブログで離婚したことを発表していた。*画像は原史奈オフィシャルブログから
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芸能 2015年07月23日 17時16分
妊娠7か月の蛯原友里 子供の性別は「聞かないようにしてます」
資生堂『ベネフィーク』新シリーズ発表会が23日、都内で行われ、モデルの蛯原友里と、実母の真由美さんの親子初共演が実現した。 資生堂の広告モデルが6年目になるという蛯原は、緊張気味の真由美さんと一緒に登場。「こうやって母と共演することは本当に貴重なことで、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。母が緊張しているみたいで私もつられて緊張しそうですが楽しくやりたいです」と息もピッタリ。 また先日、公式ブログで妊娠を発表し現在は妊娠7か月になるという蛯原は、MCからお祝いの言葉を受けると「ありがとうございます」とニッコリ。生まれてくる子供に「良いところを受け継いで欲しいですね。主人の芸術的センス、私の明るい前向きな性格とか、母からは、しわの少ない肌、強い肌などを受け継いでほしいですね」と良いとこどりを希望。 真由美さんは「楽しみにしてます。私も立派なおばあちゃんです」と苦笑い。 子供の性別を問われると「生まれてくる時の楽しみにして聞かないようにしてます」とまだ見ぬ赤ちゃん誕生に思いを馳せていた。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2015年07月23日 16時00分
芸能人女性の落とし方(39)〜霊と同居する金縛りアイドル・AKB48 高橋朱里〜
AKB48の高橋朱里は金縛りアイドルである。7月21日に放送されたバラエティ番組『有吉AKB共和国』(TBS系)に高橋が出演し、AKBの噂を究明するコーナーにて「金縛りに遭いすぎて」と自身の体験を告白した。通常、金縛りとは体を動かすことができなくなる症状を指すが、彼女の場合は「金縛りって基本お化けに縛られてるっていうか、押さえられてるから動けなくなるじゃないですか」と語り、幽霊自体に体を縛られている感覚があるのだという。 また金縛りの状態でテレビを笑いながら鑑賞していると、体を縛ってくる男の幽霊も一緒に『わっはっは!』と笑い出すため、高橋は「てめぇは笑うなよ!」と普段から幽霊に怒りを露にしているとも話した。だが、その部分にこそ、彼女を落とす糸口がある。 というのも人間は同じ境遇の相手に親近感を抱き、恋に落ちる生き物であると専門家から指摘されている。つまり自分も高橋と同じ状況になればいいのだ。だからといって経験のない素人が金縛り状態になるのは困難を極める。 そこでまず我々が行うことは、新宿歌舞伎町へ向かい、緊縛のプロに亀甲縛りをしてもらうこと。そしてその状態のまま、人間大砲に入り、高橋家をロックオン。次に火薬の勢いに乗せて大砲からドーーーン! と飛び出し、高橋がテレビを見ている部屋の窓を突き破って訪問しよう。高橋は普段から霊が現れても驚かないような人間なので、裸にブリーフ1枚で亀甲縛りをされた成人男性が突然、窓から飛び出してきても、たいして驚かないはず。 あとは「朱里ちゃぁあああん! 僕も動けないよぉぉぉ〜!」とゴロゴロしながら必至にアピールすれば、“動けない”という共通事項から類似性の法則が発動し、「あ、この人も一緒だ」と彼女は恋に落ちるようになっている。驚くべきことに人間の脳というのは、そのように出来ているのだ。騙されたと思ってやってみてほしい。(文・柴田慕伊)
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芸能 2015年07月23日 15時30分
コツコツ実績を積み重ねるコワモテ俳優ジュニアのイケメン俳優・太賀
20日にスタートしたフジテレビの月9ドラマ「恋仲」で、主演の福士蒼汰、ヒロインの本田翼、福士演じる主人公の同級生の野村周平の“三角関係”に中和剤的に入り込む明るい青年・金沢公平役を演じているのがイケメン俳優の太賀だ。 太賀はコワモテ俳優の代表格として知られる中野英雄の次男。兄の武尊は母親が社長をつとめ、父も所属する事務所所属だが、太賀は竹内結子、柴咲コウらが所属する大手芸能プロに所属している。 俳優デビューはまだ13歳だった06年だが、その前年、テレビ東京の旅番組に親子そろって出演。07年には中野が監督・脚本をつとめた短編ドラマ「FILM FACTORY チョコレートのある生活」に出演。以後、映画は「桐島、部活やめるってよ」、「私の男」、「アゲイン 28年目の甲子園」、「あん」、ドラマはNHKの大河「風林火山」、「天地人」や「夜のせんせい」、「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(いずれもTBS)など話題作に続々と出演。そして、今回、レギュラーでの月9ドラマ初出演となった。 「父親にかなり厳しくしつけられているようで、かなり礼儀正しい好青年と聞いている。すでに俳優歴は9年で舞台もこなしているので演技力が高く、主役は張れないが、今後も脇役でのオファーが増えそう」(映画関係者) 3月には写真誌で女優の門脇麦との熱愛が発覚。同誌によると、門脇は東京・下北沢で公演中の舞台を鑑賞後、舞台に出演していた太賀とデートし、その後、電車で太賀の実家に行って泊まったというから、双方の家族も公認か。その際、双方の事務所は「仲良くさせていただいていると聞いています」と事実上、交際を認めていた。 交際発覚の時点では、まだまだ門脇が“格上”だったが、今後の飛躍が期待される。
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芸能 2015年07月23日 15時30分
噂の深層 夫が不倫報道の平子理沙にも怪情報。お相手は何と…!?
先ごろ発売された週刊誌『女性セブン』で、夫で俳優の吉田栄作が加賀美セイラと密会している現場を報じられた平子理沙。 その後、情報番組『グッド!モーニング』(テレ朝系)に出演した際には「書かれていることと事実があまりに違ったので全然気にしていません」と発言。完全否定で夫の不倫報道を笑い飛ばした平子だったが、二人の夫婦関係については、芸能記者の間でつねに疑問が持たれ続けてきたという。 「二人は結婚当初から別居婚でした。歩いて5分の距離にありながら互いに別々の家に暮らす生活。二人にとってはそれが互い干渉されずに良い距離感を保てるとのことでしたが、あまりにもドライな夫婦生活といえます。二人の間に子供がいないこともあって、離婚の噂は絶えませんでした」(スポーツ紙記者) そこへ、突然の怪情報が舞い込んできた。情報提供者によると、平子も別の男性と親しくしているところを目撃したという。場所は東京・六本木の超高級ホテルだった。 「私が泊っていた同じ時期に、ある海外からの有名人も宿泊していたんです。ブロンドの長髪をなびかせた男性なのですぐ分かりました。イルカの絵で有名なクリスチャン・ラッセンですよ」 ラッセンといえば、マリンアートの第一人者としてバブル期に人気を博したハワイの画家。日本びいきで年に何度も来日していることで知られる。 「彼がホテルから出ていく時にはいっつも隣に平子さんの姿があったんです。ある時なんか、ロビーから堂々と二人で腕を組んで出かけていく姿も見ましたよ」 平子は10代の頃からアメリカに留学し、英語はペラペラ。ラッセンとコミュニケーションがとれても不思議ではない。アメリカ育ちの平子にとってはほんの“ボディーランゲージ”だったのかもしれないが、週刊誌に見られてたらどうなったことやら。(明大昭平)
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芸能 2015年07月23日 15時28分
“はずれなし”の池井戸潤原作ドラマ 菅田将暉主演「民王」で視聴率獲れるか?
ベストセラー作家・池井戸潤原作の小説「民王」がテレビ朝日でドラマ化され、7月24日に放送開始する(毎週金曜午後11時15分〜)。 池井戸ドラマといえば、13年7月期にオンエアされた「半沢直樹」(TBS/堺雅人主演)が平均視聴率28.7%(数字は以下、すべて関東地区)を獲って、空前の大ヒット。その後、ドラマ化された「花咲舞が黙ってない」第1シリーズ(14年4月期/日本テレビ/杏主演)=平均16.0%=、「ルーズヴェルト・ゲーム」(同/TBS/唐沢寿明主演)=平均14.5%=も好視聴率をゲットした。 今年4月期に放送された「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ/相葉雅紀主演)は前半こそ、視聴率はイマイチだったが、後半に伸びて、最終回で15.0%をマークするなど、平均12.5%をマークした。 7月期にスタートした「花咲舞が黙ってない」第2シリーズは、初回=14.7%、第2話=12.9%、第3話=14.7%と推移。今のところ、第1シリーズほどの勢いはないものの好調をキープしている。 すっかり、「池井戸の原作ドラマに、はずれなし」のイメージが定着しており、新たにスタートする「民王」への視聴者の期待感も高いようだ。同ドラマは“超売れっ子脇役”の遠藤憲一と、朝ドラ「ごちそうさん」でブレイクした菅田将暉のW主演。現職総理大臣の武藤泰山(遠藤)と、息子で女子力の高い大学生・翔(菅田)との心と体が入れ替わるコメディードラマ。共演者は本仮屋ユイカ、知英、高橋一生、金田明夫、六角精児、草刈正雄、西田敏行らで、深夜枠としては、なかなかの豪華キャストだ。 ただ、不安点がないわけではない。主演の菅田がもつ潜在的な視聴率だ。菅田は現在放送中の「ちゃんぽん食べたか」(NHK総合/土曜午後10時〜)で、ゴールデン・プライム帯の連ドラで初めて主演を務めているが、超低視聴率で苦しんでいる。 これまでの最高は初回の5.6%で、第5話では2.2%まで落ちるなど、過去7話中、3度も2%台を記録しているのだ。この「土曜ドラマ」枠自体が数字をもっていないとはいえ、あまりにも低い視聴率しか獲れていない。 実は「ちゃんぽん食べたか」でも、菅田と遠藤は親子役を演じており、同じコンビとなる「民王」では、どれほどの視聴率が獲れるか注目が集まる。“演技派”として脚光を浴びる菅田にとって、同ドラマは今後を占う試金石となりそうだ。(坂本太郎)
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芸能 2015年07月23日 15時00分
松ちゃん、又吉だけじゃない芸能人の接客トラブル
このところ芸能界では接客トラブルが話題になることが多い。ピース・又吉直樹(35)に関する都内の有名豚丼店でのトラブルを相方の綾部祐二(37)が6月中旬に放送されたある番組で明かした。 又吉と仲間が地下1階にあるその店に入ると、すぐに注文を聞かれ、メニューを探していると、「上にあっただろ、メニュー」と店主。上に行ってメニューを見てきた又吉が注文すると店主が「作りたくないな」とボヤき、「作ってよ」「作りたくない」とやり取りが続いたという。 「ネットで話題となり、その店はすぐに特定された。店はすでに移転し、その店主はもういないらしい。結構、昔のエピソードだと思われます」(芸能ライター) 又吉に先立って話題となったのが松本人志(51)が『ガキ使』で明かしたタクシー運転手への怒りだ。 知人と食事を終え、タクシーで送る際、距離はワンメーターほどだったが、松本は運転手に「ちゃんと送ってください」と3000円渡した。知人が降りるとき、「松本さんにお返したいので、おつりを」と言うと、運転手は「さっきの人にもらったやつだから、あなたには渡せない。これは俺がもらったもの」と拒否されたというエピソードだ。 「松本は“どういう了見してるの”と激怒していたが、ネットでは松本に賛同する声もある一方、“釣りはチップだから運転手は正しい”との意見も多かった」(同) 過去を振り返ると、芸能人にはこの類のトラブルは多い。 「GACKTがパリのホテル内のビュフェで入口近くの眺めのいい席に座ろうとしたら奥に行くように告げられた。白人客との扱いの違いを見ると、人種差別のようだと彼は自身のブログで告発した。梅沢富美男はコンビニで酒とたばこを購入する際、レジで年齢確認を押してくださいと言われ、“俺が未成年に見えるか”とブチ切れた。板東英二は飛行機搭乗時の手荷物のことでCAとケンカしたことがあった。その後、娘がその航空会社にCAで入社すると、坂東が芸能人ブラックリストに入っていることが判明したといいます」(同) 有名芸能人には、表に出ていないだけで、ほかにもいろいろあるのだろう。
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芸能 2015年07月23日 13時00分
ブラマヨ吉田 「芥川賞」受賞の又吉に嫉妬「羨ましい」
お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が23日、「和歌山県白浜観光大使」の委嘱式に出席した。 年に3回、今まで30回ほど白浜に旅行している吉田。夕方に白浜へ向かい、翌日の朝には大阪の自宅に帰るという弾丸ツアーを行ったことがあり、7年前の夏休みには2泊3日の白浜旅行を終えて大阪に戻った後、もう1度白浜に行きたくなり、すぐに白浜に引き返した経験もあるという。「海あって、温泉あって、ご飯もお店によってはおいしいですし、最高の観光スポット」とPRした。 委嘱式当日は、新宿の吉本興業・東京本部で行われたが、奇しくも同時間帯に新宿の紀伊国屋で、小説「火花」で「第153回芥川賞」を受賞したピースの又吉直樹もイベントを行っていた。 吉田は「芥川賞と白浜観光大使、どっちの方がニュースやねん。ナンボのもんや」とライバル心を燃やし、又吉のイベントに飛び入り参加する勢いも見せていたが、正直な気持ちでは「羨ましい、悔しい」と嫉妬していた。
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芸能 2015年07月23日 12時00分
島崎遥香 佐々木希を抑え美容整形で「なりたい顔」1位 の裏側
『AKB48』の“ぱるる”こと島崎遥香(21)が、「なりたい顔」の1位だという。AKB内では6月の選抜総選挙でトップ5に入っていないものの、意外な評価であることが分かった。 一部美容外科が行った調査('15年1月〜6月)で、島崎が「なりたい顔」の1位であることが明らかとなったのだ。彼女は昨年のAKB選抜総選挙7位、今年は9位と人気下降も囁かれているだけに意外な結果。 「アイドルとして全然オーラがない。『3年後はAKBにいない』とか『すぐ辞めてもいい』と言ったかと思えば、『いまから頑張ります』と宣言するなど、その場の思いつき発言ばかり。必死さというのが感じられない」(アイドル評論家) それでも、先の美容外科の調査では北川景子(2位)、佐々木希(3位)を抑えて1位というのだから信じられない。 「いつも眉毛を八の字に下げて話す“困り顔”というのが女性ウケしているそうです。彼女の困り顔メイクはファッション誌でも特集が組まれるほど。何がウケるか分かりません」(同) 彼女はAKBにあって、早くから「将来のエース候補」として期待されていた。'13年と'14年には、米映画サイト主催の『世界で最も美しい顔100人』に連続で選ばれるなど、ビジュアル面も高評価を得ていた。 「'09年に9期メンバーとして入ったのですが、同期と“ダラダラした女子高生のノリ”でいるのが好きみたいです。AKBの上位組というと、指原莉乃のような『1位になる』という闘志むき出しが多いだけに、彼女の異色さは逆に目立ちます」(AKB関係者) 島崎は、1月期のドラマ『マジすか学園4』(日本テレビ系)に主演し、同シリーズでは最高視聴率を記録。現在も、深夜ながら冠番組『淳・ぱるるの○○バイト!』(フジテレビ系)を持ち、今年の11月には話題のホラー映画『劇場霊』に主演予定だ。 「しゃべりはノラリクラリですが、演技はイケる。どことなく気だるく暗い感じの役に合っていることは確か。これは本人の特性でしょうか」(テレビ関係者) こんな調子だけに、「なりたい顔」1位というのは的を射ているという見方も。 「顔を曇らせながらの消極的発言が目立つのに、仕事にありつける。いまどきのヤル気のない女性からは最高の憧れだと思います」(芸能ライター・蝦名康雄氏) 無気力ブランド・ぱるる。
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芸能 2015年07月23日 12時00分
【バラエティ黄金時代】何度もピンチ乗り切った関西おばけ番組『探偵!ナイトスクープ』
気がつけば、「おばけ番組」と呼ばれていた。いつしか、関西人なら観て当然のテレビ番組になっていた。『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)。すごいのは、その“当然”が、番組がスタートした1988年から27年たった今も、変わらない点だ。 関西でもっとも有名な長寿番組“ナイトスクープ”は、依頼人(視聴者)からの依頼・疑問・悩み・調査を、探偵(タレント)と一緒に解決する内容。初代局長は、すでに芸能界を退いた上岡龍太郎。ハガキを読む初代秘書は松原千明(〜89年5月)、2代目は岡部まり(〜10年4月)が務めた。その長い歴史のなかでは、人員的なピンチや分岐点がいくつもあった。2000年代突入後に起こった出来事だけでも、相当数に上る。 最初のピンチは、00年。芸能界引退を表明した上岡が、同番組も降板したときだ。それまでは、歯に衣着せぬ上岡がいてこその内容・視聴率だっただけに、キーマンが2代目局長・西田敏行に移ることは、最大の難関であり、挑戦といえた。09年には、同じく黎明期を支えた北野誠(開始時はMAKOTO)も降板。こちらは、深夜ラジオ『誠のサイキック青年団』(ABC朝日放送)内で不適切な発言をしたとして、所属事務所の松竹芸能が、芸能活動無期停止を言い渡したことが理由だった。翌10年には、岡部が参院選大阪選挙区への出馬を理由に、芸能活動を停止。関西では、およそ21年も“秘書のまりちゃん”として抜群の知名度を誇っていたが、政界でその腕は通用せず、落選。3代目秘書には、当時26歳という抜群の若さと、バイオリニストという肩書きを背負った松尾依里佳が抜てきされた。 最大のターニングポイントは、13年である。番組立ち上げから構成を手がけていた放送作家の百田尚樹が、『海賊とよばれた男』で“2013年本屋大賞”を受賞したのだ。小説家としてのデビュー作『永遠の0』(06年)から、つねにセンセーショナルな作品を輩出してきた百田だが、同賞受賞で一気にブレイク。作品の評価はつねに高かったが、昨年は、故・やしきたかじんの最後の妻・さくらさんに肩入れした『殉愛』を出版して、差し止め騒動の憂き目に遭った。さらに今年は、沖縄メディアの偏向ぶりを罵り、お騒がせイメージが定着。そんな百田だが、現在も同番組の関係者に名を連ねる。 その13年、同番組はある決断を下す。“史上初の探偵3人一挙交代”を断行したのだ。開始から25周年を機に新陳代謝をはかるべく、桂小枝(58)、長原成樹(49)、松村邦洋(46=すべて当時)を卒業させたのだ。小枝は、開始時の88年から探偵を務めた最長で、長原は94年から20年、松村は00年から。それまで、上岡や北野が降板の道を選ばざるを得ないことはあったが、刷新を理由に、ベテラン3人のクビを切ったのは初めてだ。入れ替わり、探偵の座をゲットしたのは、銀シャリ・橋本直(32)、スリムクラブ・真栄田賢(37)、ハライチ・澤部佑(27=すべて当時)。この陣営になってまもなく2年を迎えるが、懸念された視聴率低下に直面することなく、その座をキープしているのは、さすが関西のシンボルである。 金曜夜の11時台というコアな時間帯ながらも、探偵交代前は常時19〜20%の高視聴率を叩きだし、ジリ貧といわれる今でも、14〜17%は獲得している。これまで、民放連最優秀賞を2回受賞し、93年には最高視聴率32.2%(平成5年)をマーク。作家の百田騒動が起ころうと、上岡の引退、探偵の刷新があろうとも、関西人は“ナイトスクープ”を決して見捨てないのだ。 今ではすっかり有名になった、電子レンジに卵を入れると爆発するという件も、じつは同番組発信だ。しかし、東京のバラエティ番組があたかも第一発見のような報じ方をしても、業を煮やさないのが“ナイトスクープの流儀”。独自の生き方が確立している関西では、1位は誰かより、おもろいのは誰かが大事。その共通認識が関西ローカルに根強くあるため、“ナイトスクープ”がどんな変遷を繰り返そうとも、パクられようとも、おもしろさとバカさが劣化しなければ、視聴者は付いていくのだ。 名物企画の「真夜中の視聴率調査」は、放送時間内(23時すぎから55分間)に探偵が、一般家庭のテレビがある部屋に突然押しかけて、「ナイトスクープが映ってる」ことを確認する。それだけのために、アポなしで深夜に芸人が襲撃するのだ。こんなアンタッチャブルな企画が数年にわたってまかり通り、通報もされないのは、関西独自の文化。それが、“ナイトスクープ”でしか醸しだせない世界観。関西の常識…ってやつなのだ。(伊藤雅奈子=毎週木曜日に掲載)
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