イベント後に囲み取材に応じた2人。広瀬は「いつもはiPhone発売のこういった催しをニュースで見させてもらっていたんですが、歴史的瞬間に立ち会えて光栄に思います」と嬉しそうな表情。古舘も「報道キャスターをやっている時はこういう宣伝を一切やってはいけなかったので今開放感を持って話しております」と笑顔。
生実況についてはカウントダウン1分前の限られた時間内でのパフォーマンスだったが古舘は「あれ15分間くらい時間をもらえると、もっと本領発揮出来るんだけどな。1分だと、ロー、セカンドギアくらいの感じで終わるから」とやや不満げな表情。「こっからノルぞと思った時にはあと9秒しかなかった。もしまた呼んでいただけるなら5分はください。原宿中を盛り上げることができます」と自信たっぷりの発言。
iPhoneはじめ、昨今のテクノロジーの進化についても古舘は「日進月歩って言葉があるけどそんなものじゃない。猛スピード。果たして人間がついていけるのかなって。これを面白いと見るか、恐ろしいと見るか、両方あると思うけど、やっぱりコンピューターに負けちゃいけない」と古舘節。「いろんな最終的な判断は当然人間に返ってくる。こういうツールを使いこなしながら人間のコミュニケーションというものを第一に置く。そうすれば未来はAI、ロボット、人間を中心にした未来が切り開いていけると思う」としみじみ語った。
また古舘は囲み取材を受けるのは13、14年ぶりだとも告白。「ドキドキする。自分がまるで高知東生になったような気分です」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)