イベントでは過去の映像を見ながら歴史を振り返ったり、メンバーから運営陣の失敗を黒歴史として暴露したり、当時を知る人にとってはニヤリとできるようなことが盛り沢山の内容だった。
ステージでは、卒業生と現役メンバーが合体して、大島優子がセンターで『ヘビーローテーション』、前田敦子がセンターとして『フライングゲット』などを披露。さらに当時の神7と言われたメンバーも再集結。これだけでは飽き足らず各期のメンバーが再び集まり、1期生は『パーティが始まるよ』、2期生は『転がる石になれ』、3期生は『初日』と各期の代表曲でもある曲を歌い、当時のメンバーと当時のファンによる夢の競演が実現。
この光景を観ていた現役メンバーは、完全にファンと同じような目線になり、指原莉乃はファンに戻っていた感じだ。懐かしさと楽しさで盛り上がったイベントだが、あっという間に終わりの時間になってしまった。イベントは3時間を越える長丁場だったが、その長さを感じることなく、むしろ短く感じた。
AKB48は、本日10周年。AKB48のさらなる進化に期待したい。