前走・弥生賞は正攻法で押し切る強い内容。稲葉師は「勝つには勝ったが、勝負どころでいくらか掛かっていたように、まだまだ課題がある」と厳しいジャッジを下したが、それも将来を嘱望するからこそだ。
中間は放牧へ出され、8日に帰厩した。放牧先でも乗り込んでおり、いたって順調に調整が進んでいる。
「本来、どんな競馬でもできるし、後ろから抜かれたことがないほど勝負根性のある馬。いい状態で臨めさえすれば」とトレーナーの鼻息は荒い。
【1週前追いVTR】松岡騎手を背に、ポリトラックで追われ、5F68秒6、上がり3F38秒4→11秒9を計時。直線でGOサインがかかると、5Fで4馬身追走したプレンティスピード(古馬500万)をアッというまに1秒突き放した。気配は絶好だ。