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寺島進、『オフィス北野』残留を表明 恩義を貫いた稼ぎ頭

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ビートたけし

 ビートたけしの独立騒動が発端となった内紛劇で大揺れだった「オフィス北野」だが、去就が注目されていた俳優の寺島進が残留の意向を表明していたことを、10日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)が報じた。

 同番組でMCを務めるフリーの宮根誠司アナに対し、寺島から何度か電話があったという。宮根アナは、「たけしさんが好きでオフィス北野に入れてもらった。面談をしたのは森(昌行)社長。たけしさんとの関係性は今後も変わらない。ただ、入れてくれたのは森社長なので、森社長にも恩義がある」と寺島の言葉を代弁。寺島が残留する意向であることを明かした。

 さらに寺島は、「(オフィス北野に)残って、微力ながらオフィス北野を盛り立てていけるよう頑張る」と話していたという。宮根は「僕は気を遣って電話しなかったんですけど、しびれを切らせて向こうから電話がかかってきた」とし、寺島から「(テレビで)言ってくれ。俺は残る」と託されたため、寺島の言葉を公表したことを説明した。

 「オフィス北野の俳優の中では、寺島が稼ぎ頭。寺島は脇役として確固たる地位を確立しているだけに、たけしの新事務所に移籍してもしなくてもオファーの数は変わらないだろう。役では男気あふれる役を演じることが多いが、渦中でも男気を貫いた」(芸能記者)

 北野武初監督作品「その男、凶暴につき」への出演をはじめ、北野監督作品の常連だった寺島。

 その後、05年放送の深田恭子主演のテレビ朝日系ドラマ「富豪刑事」のあたりからドラマなどへも活躍の場を広げ、名バイプレイヤーの1人に成長した。

 今後は、新体制でスタートする「オフィス北野」を看板俳優として支えて行くことになりそうだ。

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