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NMB48リクエストアワーセットリスト235 2016(60位〜31位) 神戸ワールド記念ホールライブレポート

 今年で4回目を迎えた『NMB48リクエストアワー』が、初日の25日に続き、27日に神戸ワールド記念ホールで開催された。今回のリクエスト対象曲は235曲あり、その235位から1位までの全順位を発表するこれまでにない発表方法となり、この日の昼公演では、60位〜31位までの発表となった。初日は2階席を黒い幕で封鎖され、総客数は2500人だった。厳しい現実を突きつけられた状況での開催となったが、今回は超満員のファンを集めた。

 この日のオープニング曲となった60位は、チームMの『恋を急げ』。チームMらしさ全開で、元気イッパイな空気を作り上げて盛り上げていった。

 リクエストアワーといえば、劇場公演やコンサートとは違い、あまり見れなくなってしまったユニットやオリジナルの曲が聞ける楽しさもある。まず56位にランクイン『Bird』に注目が集まった。『Bird』は、かつてAKB48チームAが行っていた『誰かのために』公演で歌われていた曲である。その『誰かのために』公演をNMB48がスタートした時の演目としてやることになった。AKB48では、高橋みなみと篠田麻里子と大島麻衣が歌っており、当時の人気メンバーが歌っていたこともあり、人気の高い楽曲だった。NMB48では、山本彩と岸野里香と山口夕輝がユニットを組んで歌うことになり、NMB48でも当時の公演の目玉でもあった。

 さらに大組閣前のチームBIIの加藤夕夏と日下このみと石塚朱莉が歌った『Faint』、4期生を中心に結成された当時の研究生のみで歌った『サングラスと打ち明け話』、同じく大組閣前のチームBIIのオリジナル曲でもある『アーモンドクロワッサン計画』など今ではほとんど結成されることのなかったユニットが続々と登場し、集まったファンを喜ばせてくれた。

 レアな曲が続々と紹介されていったのだがあっという間に最後の発表となってしまった。ランキング発表でかなり楽しませてくれたが、観ているファン心理としては、ここで終わって欲しくはない。ここで暗転と同時にアンコールの声が掛り、そのアンコールに応えて、メンバーは再びステージに戻ってきてくれた。アンコールの1曲目は、朝ドラの主題歌でもお馴染みの『365日の紙飛行機』を歌い大きな盛り上がりを見せてくれた。

 そのアンコールの1曲目を歌い終わり、次の曲を歌いだそうとした瞬間に、岸野里香がいきなり「ちょっと待って下さい!」と声を掛けてきた。ここで突然の卒業宣言である。「岸野里香はNMB48を卒業します。この6年間はNMB48のメンバーとして頑張ってきました。これまでずっと辛い時も苦しい時もNMB48のメンバーでいるのが当たり前になっていましたが、いつしか卒業を考えるようになっていました。皆さんがたくさん応援してくださったお陰で、こうやってNMB48を続けてやっていけました。私はNMB48の活動をする中で、何が自分の中で一番楽しいか考えてみました。私にとって歌うことが大好きなことに気付きました。これからも歌をもっと練習して、皆さんをビックリさせるくらいに上達して帰ってきたいと思います」と胸中を話した。

 同じ1期生の山本彩は「夢を追ってグループに入る子もいれば、グループの活動を通して夢を見つける人もいます。こうやって夢を見つけたのはすごく明るいことだし、本当にすごいことだと思います」と労った。

 続いてアンコール曲として卒業生の渡辺美優紀がセンターを担当した『僕はいない』を歌うのだが、岸野がセンターになり、全メンバーとともに歌った。ここでエンディングを迎えようとしたところ、いきなり同期の山口夕輝が涙を流しながら岸野に近寄り労った。滅多に涙を見せない山口が涙を流した姿を見た岸野は、冷静に受け止めて2人は肩を寄せあった。岸野の卒業時期はまだ決まっていないが、残り少ないNMB48での活動を悔い無く突き進んでいって欲しい。岸野里香の第二章に期待を持ちたいと思う。

取材/ブレーメン大島
(C)NMB48

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