画面中央に注目していただきたい。空に線上の細長い物体が浮遊しているのがおわかりだろうか?
この写真が撮られたのはインドネシアの世界遺産ボロブドゥールという仏教遺跡である。
Wさんの友人はこの地を訪れた際、偶然この写真を撮ったという。
ボロブドゥール遺跡は世界で最も大きい仏教寺院として知られており、世界各地から観光者が絶えない場所としても知られている。
この写真を見た山口敏太郎事務所は、この物体を空飛ぶUMA、スカイフィッシュの一種として見ているが、一般的によく見られるスカイフィッシュは棒状の体で空を飛ぶためか側面に羽のようなヒレを持っていることが多い。
このボロブドゥール遺跡で撮られたスカイフィッシュは羽が無く、先端が枝毛のように二股に裂けてしまっている。
この二股に裂けた部分が口もしくは尾っぽ部分だとすれば、このスカイフィッシュは魚やドラゴンに近い形状ということになる。
実はインドネシアのとある川で長い体に角を持つドラゴンのような生物が捕獲されたというニュースがあった。もっとも、このドラゴンは蛇をもとに作られたフェイク画像であることが判明しているが、インドネシアには「アンタボガ」という蛇の大王の伝承も残っており、またインドネシアのコモド島には「現代の恐竜」として知られるコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)も生息しているなど、龍=ドラゴンにまつわる話題はなにかと多い。
実はこのボロブドゥール遺跡。今から2年前の2010年にジャワ島の中央部で起こったムラピ山の噴火により火山灰が降りかかるなどの被害をうけていた。
今回、撮られたスカイフィッシュは火山の影響で現れた蛇の大王だったのだろうか…?
(山口敏太郎事務所)