フジの「めちゃ×2」は4大企画を実施。“バカゴジラ”を決める抜き打ち期末テスト「55周年バカNo.1決定!」では、“初代バカ”の濱口優、“国民栄誉バカ”の重盛さと美、“センターバカ”のAKB48川栄李奈の3バカトリオが珍回答を連発し、番組を盛り上げた。最後までデッドヒートを繰り広げたバカ争いは、“初代バカ”の濱口が“バカゴジラ”の栄冠に輝き、2冠を達成。24位(ビリ)の濱口から22位の重盛はわずか5点差と大接戦だった。
他の3つの企画では明石家さんま、タモリ、ビートたけしのお笑いBIG3がそれぞれ出演。「めちゃギントン」では明石家さんまが、セクシー女優との噂を「それホンマやねん」と暴露し、「モリタ食堂」ではタモリが、ナインティナインとの思い出話に花を咲かせた。また、ビートたけしは、“たけっしー”に扮してフジテレビの社長室でペンキをぶちまけたり、花火をするなど大暴れ。BIG3それぞれの個性が輝いていた。
テレ朝のドラマ「家政婦は見た!」は、昨年同局で放送された「Doctor-X 外科医・大門美知子」(第2期)で平均視聴率23.0%を記録し、瞬間最高視聴率31.4%を叩き出した女優の米倉涼子を主演に据えた。カツラ・メガネのブサイクな家政婦役を演じるも、「めちゃ×2」には残念ながら及ばなかった。
テレ東の「50年のモヤモヤ映像大放!!」では、さまぁ〜ずがMCを務め、ビートたけしや笑福亭鶴瓶、田原総一朗、テリー伊藤などテレ東に縁の深い有名人がゲスト出演。SMAPのお宝映像や鶴瓶の出入り禁止の真相など、テレ東の魅力や歴史に迫るという内容だったが、「めちゃ×2」とは視聴率が10%以上も引き離されてしまった。
「『めちゃ×2』は他局には完勝しましたが、BIG3を出演させただけに25%以上は欲しかったですね。『家政婦の見た!』は『めちゃ×2』には負けましたが、単発ドラマとしてはかなりの高視聴率ですから頑張ったと思います。それに対して、問題だったのがテレ東。『50年のモヤモヤ映像大放!!』の10%超えはゴールデンでの最低ラインです。最近、蛭子能収さんの旅番組や「モヤさま」など独自な番組が好調だったテレ東なだけに、この結果は残念ですね」(テレビ関係者)
2011年から現在まで視聴率三冠を逃し、視聴率低迷が叫ばれているフジテレビ。やはり同局を代表する「めちゃイケ」が三冠奪取の起爆剤となるのだろうか!?