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ハッシーの地方競馬セレクション(7/2)「スパーキングレディーカップ(JpnIII)」(川崎)

 王者に返り咲き! 先週大井競馬場でおこなわれた上半期ダート王決定戦「第37回帝王賞(JpnI)」がおこなわれました。本命に推した内藤大輔ことワンダーアキュートは、スタートを決めるとスッと好位3番手の位置を取る。道中はスローペースの中、有力馬2頭を前に見ながら虎視眈々と仕掛けどころを狙う。3コーナーからソリタリーキングが上がってくると、それに合わせてじわりと上がっていく。上がっていく時の手応えは抜群で、直線入り口では早くも先頭に並ぶ。そこからヨーイドンの追い比べになると、内藤大輔のハードパンチ並みに力強い足取りで、まずはニホンピロアワーズを競り落とし、コパノリッキーとの一騎打ちに。残り150mあたりまではコパノリッキーが食い下がったがそこまで。あとは突き離す一方で、コパノリッキーに2馬身差を付け優勝。帝王賞史上初の8歳馬の勝利で、さすが遅咲きの王者。下半期も本馬がダート界の中心にいることでしょう。

 さて、今週は「ホクトベガメモリアル・第18回スパーキングレディーカップ(JpnIII)」が川崎競馬場でおこなわれます。南関東、中央、水沢、笠松、と全国各地からトップクラスの女たちが集結し、全国統一を狙う熱き女の闘いに注目!

 熱き女の闘いを制するのはこの馬! 内田有紀ことアクティビューティ。近年主演でのドラマ出演はないものの、味のある大事な役回りが目立つ内田有紀。アクティビューティもレースでは一頭何かに先着されますが、常に好走しレースに花を咲かせます。レース、ドラマに花を咲かせるそんなところが似ています。これまで幾度となく宿敵・篠原涼子ことメーデイアに苦杯をなめさせられ、引退に伴いようやく本馬の天下かと思いきや、難敵・水ト麻美アナことワイルドフラッパーの登場でまたしても天下とはなりませんが、重賞2着が5回もあり、それはどれもメーデイア、ワイルドラッパーに先着されたものとくれば難敵がいない今回は負けるわけにはいきません。今回は休養明けになりますが、丹念に乗り込まれており力は出せる状態です。

 対抗は、若き娘・エスメラルディーナ。ダートでは3戦2勝と好成績で、唯一の敗戦は小回りの園田。コーナーが緩いコースは2戦2勝のパーフェクトと底を見せておらず、本質的にはマイルが合う本馬には絶好の舞台。それでもこれまでダート戦では逃げの一手で砂をかぶっておらず、かぶった時にどういう反応を見せるか未知数の為、対抗としました。

 ▲は澄んだ瞳が剛力彩芽に似ているカイカヨソウです。近走は不振にあえいでいましたが、前々走でようやく復活の兆しが見えました。今回は前が激しくやり合う可能性があり、番手から競馬が出来る本馬にはもってこいの展開になってもおかしくありません。

◎(11)アクティビューティ
○(4)エスメラルディーナ
▲(10)カイカヨソウ

買い目
【馬単】2点
(11)⇔(4)
【3連単】2点
(11)(4)→(11)(4)→(10)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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