この日の放送では「ミニバッグが大流行」として、その人気の秘密を調査。街頭インタビューで街行く女性のミニバッグの大きさや中身を紹介していたのだが、ミニバッグは容量が少なく、入れるものも限られるということで、化粧品を持ち歩かないというある女性は「(化粧直しは)化粧洋品店があったらそこでやっちゃおうかな」と、化粧品売り場のサンプルで済ませると豪語。さらには、財布を持ち歩かず、バッグに現金を直入れしているという女性も。
また、スマホがバッグの中に入らないために、手で持っているものの、よく落としてしまうために画面が割れてしまったり、ミニバッグに入らない荷物を紙袋に入れるという現象も見られた。番組では、そこまでして小さいバッグを持つことについて、「上品に見える」「スタイルアップに繋がる」「いい女は小さいカバンを持ってる」という女性ならではの理由があることを紹介していた。
しかし、放送後視聴者からは「いい女はサンプルで化粧直ししないでしょ…」「ハンカチも持たないでなにがいい女なの?」「スマホバキバキのいい女なんて見たことない」という批判が噴出。モラルを問う声が殺到してしまった。とはいえ一方では、「いい女になるためにミニバッグ持つわけじゃなくて、いい女がミニバッグ持ってるってことでしょ?」「必要なものは男性に持たせる女性だけがミニバッグ持つこと許されるって感じ」と、そもそも「いい女」がミニバッグを持っていたことからこのような流行が生まれたのでは、という声もあった。
「バッグといえば、今年9月に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にゲスト出演した西川史子が高級バッグについて、『バッグに物を入れようとする思いが汚い』と、ブランドバッグにはそもそも物を入れないと宣言し、視聴者をざわつかせていました。ミニバッグを持つ女性が『いい女』として流行する理由となったのも、『かさばる荷物は男性に持ってもらう』という考えがあったからではないでしょうか」(芸能ライター)
今回のミニバッグ特集については、さらにネットから「ミニバッグ持ってるけど現金なしでカードしか持ち歩いてない」「化粧直しが必要ないくらいの美人だったら、容量の少ないミニバッグ持てるってことだと思う」という声も聞かれた。
今回の特集では、必要最低限の持ち物を持たない女性の姿が視聴者に驚きを与えてしまった模様。また、購入目的でないのにも関わらず、化粧品のサンプルを使うことに対し厳しい声も上がっており、ネット上ではまだ波紋を広げそうだ。