高尾山は日本百景の一つであり、2007年からは連続してミシュランガイドで最高ランクの「三星観光地」に選ばれている。今では、全国から若い女性が押し寄せる人気スポットになっている。
この修験道には、昔から天狗が住んでいると言われている。高尾山が開山された頃は現在のように山道が整備されておらず、足腰の弱い者は山頂付近にある薬王院まで行くことが困難だった。
高尾山に住む天狗は人間たちの苦心を見て、山を登りやすいように道普請(道の整備)を行うことに決めた。天狗たちは神通力を用いて道を作っていったため、みるみるうちに参道が整備されていったという。
だが、薬王院直前にさしかかったとき、大きな杉の木が道を遮断していることに気付いた。思案した結果、天狗たちは大杉を切ろうと計画したのだが、それを聞いた杉は大慌てで身をすぼめ、参道整備の邪魔にならないように根をどけた。身をすぼめた杉の姿はタコに似ており、「たこ杉」と呼ばれるようになった。
ちなみにこの杉は”道を開いた”ことから、「将来の道が開く」、すなわち「開運のご利益がある」と伝えられている。
他にも高尾四滝伝説が残されており、スピリチュアルなパワーにあふれた山である。休日は高尾山を散策し、フラボノと霊的なパワーを充填してみてはどうだろうか。
また、最近でUFOが頻繁に飛行するポイントとして有名になりつつある。都内では明治神宮上空と同様、高尾山はかなりの確率でUFO撮影ができるスポットだと噂されている。女性週刊誌の企画で2012年の秋に、弊社事務所の霊感アイドル・真田愛華(当時・正木愛香)と、撮影現場でいつも心霊写真が写ってしまう心霊写真アイドルのみちりが、記者たちと一緒に高尾山でUFOを呼んだところ、見事にUFOが出現。カメラマンが撮影した過去もある。
気になる方は一度足を運んでみてはいかがだろうか。
(山口敏太郎)