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競輪人国記 徳島(5)

 小川圭二(68期)はGIこそ獲っていないが、しぶとい追い込みでGIIのタイトルは3つ獲っている。
 平成3年9月にデビューした小川は、一時S2に落ちたこともあった。だが、強烈なイン差しとバックからまくる奇襲戦法で実績を上げた。12年のふるダビ玉野と15年のふるダビ四日市、東西王座戦の西日本王座も地元地区の観音寺で獲得している。
 室井兄弟は弟の竜二が65期、兄健一は69期。双子だけに同期生にはなれないので、兄はちょっと出遅れた。

 弟は徳島伝統の強引マークで平成9年のふるダビ防府で優参。12年の前橋・寛仁親王牌では(3)(2)(3)(3)の立派な成績を残している。このほかにも14年の宇都宮・共同通信社杯、翌15年のふるダビ久留米、17年のふるダビ弥彦と優参した。一昨年の京都向日町・共同通信社杯も優参とタイトルは獲っていないが、抜群の勝負強さを見せている。
 遅咲きの兄健一も、平成6年の小倉新人王では横田努(当時・熊本)の2着に入った。15年のふるダビ京都向日町、一昨年のふるダビ松阪では(2)(2)(2)(3)と活躍している。39歳の現在、双子兄弟の実力はほぼ互角となっている。
 吉岡篤志(82期)佐竹和也(83期)三ツ石康洋(86期)湊聖二(86期)も力をつけているが、なんといっても小倉竜二の弟子・阿竹智史(90期)の成長が期待される。先行タイプだけにラフなレースも目につくが地脚は十分。自分のレースパターンを飲み込めば、同期のスターたちに肩を並べることが出来るはずだ。

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