土曜日は私が卒業した中学の同窓会が、10年ぶりくらいに開かれます。この年齢になると、先生と同級生の見分けがつきづらいものです。それでも学び舎をともにした同期の友と、久しぶりに顔を会わせるのは実にうれしいこと。同級だけで600人近く在籍したマンモス中学。遠くにかすむ名前と顔を思い出しながら、「おう、おう」と、肩を叩き合うのもいいものです。
同期といえば、今週は競馬の祭典「日本ダービー」。3歳同期の最頂点に立つ馬はどの馬か。いつものように胸が高鳴ります。
さて、土曜日の中京では「金鯱賞」。雨マークの予報で、馬場状態が気がかりですが、注目は本格化してきたホワイトピルグリム。前走の京都・メルボルンTは、不良馬場も何のその、力強く抜け出し、着差以上の快勝。当時の4着がナムラクレセント。菊花賞3着、阪神大賞典3着の実績馬を突き放した内容は特筆ものです。日経新春杯4着と、資質は重賞級。勢いに乗り、初重賞に王手!
東京競馬場ではダート7F戦の「欅S」。最大のポイントは馬場状態。おそらく雨の影響で、ダートは芝並みの高速決着になる公算が大。加えて、有力馬であるヒシカツリーダーにユビキタスが休養明け。そこで、順調さを重視してショウワモダンに◎。
芝のマイル戦を専門に走り、ニューイヤーSで2着。不良馬場の東風Sをワンサイド勝ち。2走前のダービー卿CTでも直線で前に入られて立て直す不利があって勝ち馬と0秒3差。内容は上々です。
今回のダートは昨年2月の1600万・斑鳩S以来。その斑鳩S(ダ1400メートル)はダノンムロー以下を2馬身1/2切り捨てる横綱相撲でした。これまでダートは<1310>の良績、うち東京ダートは、2戦して2着2回と条件がわりはまったく問題なし。芝のマイル戦で確実に地力をつけてきたうえに、折り合い面でも進境。高速決着のダートで、より有利な戦いができそうな予感がしています。
有力馬が58、59キロという厳しい斤量。ショウワモダンは走り慣れている56キロで出陣。この斤量差も魅力。出番です。