−−今や日本の最強馬といってもいいウオッカに騎乗する。
ルメール騎手「騎乗できることになり、とてもうれしい。大変有名な馬だし、とても光栄に感じている」
−−ウオッカの印象は?
ルメール「ビデオで何度も見たが、パフォーマンスがすごいし、アクションも大きい。ディバインプロポーション、プライド、シャラナヤなど、いろんな牝馬に乗ったけど、それらの馬とは比較できない。むしろ、パワーがすごくて牡馬のような気がする」
−−先週に続き、今週の最終追い切りにも騎乗した。
ルメール「最初は馬と仲良しになろうと努力した。彼女はとてもボランティア精神のあふれる馬だし、それがとても良かった。今回の追い切りはゴールまで抑えたままだったが、ラスト200メートルはすごい加速力だった。ベリーグッドだよ。すぐ息が入っていたし、コンディションは素晴らしい」
−−あえて課題を挙げるとすれば?
ルメール「自分自身でハミを取り前向きに走りすぎるところ。基本的に走りたくて闘争心のある馬。正直、彼女にとって12Fという競馬は少し長いと思うので、できるだけ快適に走れるよう注意を払いたい。できればペースが速くなってほしい」
−−ジャパンCに向けて期待のほどを。
ルメール「今週はさらに走る気持ちに満ちあふれていた。JCは世界でも有名なレースのひとつで、まだボク自身勝っていない。勝てることを願っている」