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ジャパンC(GI、東京芝2400メートル、29日) 谷やんの地獄耳 復活期すウオッカ 優勝請負人ルメール騎手を直撃!

 ウオッカの復活はあるのか。「第29回ジャパンC」(GI、東京芝2400メートル、29日)は、限界説もささやかれる女王の取捨がカギを握るが、そこに関西本紙・谷口記者がズバッと切り込んだ。武豊騎手から乗り替わったルメール騎手を直撃。今や世界を代表する名手の胸のうちに迫った。

 −−今や日本の最強馬といってもいいウオッカに騎乗する。
 ルメール騎手「騎乗できることになり、とてもうれしい。大変有名な馬だし、とても光栄に感じている」

 −−ウオッカの印象は?
 ルメール「ビデオで何度も見たが、パフォーマンスがすごいし、アクションも大きい。ディバインプロポーション、プライド、シャラナヤなど、いろんな牝馬に乗ったけど、それらの馬とは比較できない。むしろ、パワーがすごくて牡馬のような気がする」

 −−先週に続き、今週の最終追い切りにも騎乗した。
 ルメール「最初は馬と仲良しになろうと努力した。彼女はとてもボランティア精神のあふれる馬だし、それがとても良かった。今回の追い切りはゴールまで抑えたままだったが、ラスト200メートルはすごい加速力だった。ベリーグッドだよ。すぐ息が入っていたし、コンディションは素晴らしい」

 −−あえて課題を挙げるとすれば?
 ルメール「自分自身でハミを取り前向きに走りすぎるところ。基本的に走りたくて闘争心のある馬。正直、彼女にとって12Fという競馬は少し長いと思うので、できるだけ快適に走れるよう注意を払いたい。できればペースが速くなってほしい」

 −−ジャパンCに向けて期待のほどを。
 ルメール「今週はさらに走る気持ちに満ちあふれていた。JCは世界でも有名なレースのひとつで、まだボク自身勝っていない。勝てることを願っている」

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