こう言っては歌舞伎俳優に失礼かもしれないが、梨園の男たちの素顔は皆似たり寄ったりだ。
「ほとんどが親類、縁者ですから顔が似てくるのは当り前。美男と呼べるのは市川海老蔵、市川染五郎など、ごくわずか。でも、同じような顔立ちの男たちが化粧して映えるから、歌舞伎は面白いんです。もし、彫りの深いバタくさい顔立ちの男の子が歌舞伎俳優になったらどうなるのでしょう」(演劇担当記者)
2月26日、かねてより交際が報じられていたフランス人のクリエーティブアートディレクター、ローラン・グナシア氏(39)と婚姻届を提出した映画「愛の流刑地」の主演女優、寺島しのぶ。
入籍報告会見で子供について質問が及ぶと、「2人は欲しいですね。男の子だったら歌舞伎役者にしたい。ハーフの役者がいてもいいのでは」と発言したが、これを伝え聞いた歌舞伎界の重鎮たちは戸惑いを隠せない。