「私がドン引きするのは、食事の際、お茶碗に大量の米粒を残す人ですね。どれだけ真面目で優しく、食事中のトークが盛り上がる人でも、びっしりとお米がついたお茶碗を見ただけでガッカリします。マナーがなってないです。以前、付き合っていた彼も、そういう人だったのですが、綺麗に食べることが貧乏くさいと思っているような人でした」
華さんにとって米粒を残す男は、完全にNGのようだ。またそんな男性に出会うと、将来の結婚生活のことや、出世に関するネガティブなことまで考えてしまうという。
「将来的には誰かと結婚したいですから、同居した時のことも考えるじゃないですか。それで夜とかに私がご飯を作って、食器を洗うのは多分私だと思うんです。その時に、毎回、米粒がびっしりとついたお茶碗を洗いたくないんですよ。洗いにくいというのもありますが、私が炊いたご飯を残すことも許せなくなると思います。またこの気持ちを友人に話した際、あることを聞きました。過去、経済雑誌にて、米粒を残さず、箸の先だけを使って上品に食べる人こそが、役員に登りつめる共通点の1つだとして取り上げられていたそうです。それを聞いてますます、米粒を残す人が嫌になりましたね」
その後、彼女は米粒を残す男性とは別れたとのこと。そして現在、男性と仲良くなる際は、まず食事に行って、必ずお茶碗の状態をチェックしてから、今後の付き合い方を考えているという。
(取材/構成・篠田エレナ)
写真・Ruocaled