むろんまだ実験段階だが、この薬を体内に取り入れたマウスの全身は、ほぼ完全に近いほど「透明化できた」という。そしてこの透明化薬は近い将来、人間にも応用され、今まではっきりと分からなかった“難病の仕組みの解明”にも、大いに役立つという。
ここからはすべて仮説だが「人間に応用できる」ということは“人間も完全に透明化できる可能性がある”ということだろう。例えば傑作SFホラー映画『インビジブル』のように、透明化薬を体内に注射し、他人から全く見えなくなったら…。
そのまま全裸になって夜の町を徘徊しても“誰からも見えない”のだ。他人の家にも入り放題だし、学校のいじめっ子や、日ごろから高圧的な嫌な上司を殴っても反撃されず、責任は一切問われない。
もっといろいろと“エロい妄想”を膨らませれば、今までできなかった「あんなこと」や「こんなこと」が簡単にできてしまう世界となるだろう。そしてこの薬の“製造法”がネット上にアップされ、誰もが作れる様になったとしたら?
もしかするとこの透明化薬により、人間のプライバシーは一切なくなり、われわれの暮らす社会が大転換を迎える日が来るのかも知れない。
出展:https://www.jst.go.jp/seika/bt31-32.html