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ダイヤモンドS(GIII、東京芝3400メートル、15日) 大当たり記者・石沢はサケダイスキに攻めの◎

 過去10年で馬券圏内に突っ込んできたふたケタ人気馬のハンデは50、51、54、51、52、50キロと、いずれも軽量。トップハンデ馬の連対がわずか2回しかない体たらくぶりが示すように、ハンデが軽いだけでいっぱしの「買える」材料になる。

 下から数えて2番目に軽い50キロなら裸同然のサケダイスキが“グァガキーン”と場外ホームランをかっ飛ばす。

 近3戦は(10)(14)(14)着とふたケタ着順続きだが、いずれも中途半端な消極策が裏目に出たもの。一方で、自分の形に持ち込ンだ時は実にしぶとい。
 マイペースで逃げた4走前・オクトーバーSは0秒5差6着に好走。表向きは1600万特別とはいえ、1着ジャガーメイル(香港ヴァーズ3着)、2着スクリーンヒーロー(ジャパンC勝ち)と、明らかに今回よりレベルの高い相手だったただけに、かなりの価値がある。

 3000メートル以上は初めての出走になるものの、オペラハウスの産駒ならドンとこいだろう。奥平調教師も「スタミナは豊富なタイプなので、距離うんぬんはまったく心配していない」とキッパリ。
 中距離戦では決め手のなさに苦労していたが、ダラダラとしたペースが続く長距離の消耗戦ではそれも関係なし。肝となる同型馬も不在で、一人旅はもらったも当然。スイスイと気持ちよく逃げられるなら、超のつく高額配当演出の期待がグッと高まる。

★★★★★

※★=穴度。MAXは5

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