−−最終追い切り(別掲参照)は素晴らしい動きでした。
堀井師「先週はもっと速い(5F63秒7)タイムを出しているが、今朝もいい動きだったね。後藤ジョッキーからも『良かった』と報告を受けたし、ここを目標に仕上げたかいがあった」
−−千六は4戦して2着1回と苦戦していますが。
堀井師「ベストは千四(4勝)だけど、この距離を基準にして移動することを考えたら、(短縮するよりは)千六の方が間違いなく能力を発揮できる」
−−課題のゲートも、前走はタイミング良く出ることができました。
堀井師「ゲートの中で暴れるのは、闘争心の現われでもあるんです。そうは言っても、短距離のオープンで出遅れたら致命傷になる。でも、千六なら多少の出遅れはリカバリーできる。それに、新馬戦でブラッグバースピン(CBC賞1着)相手に逃げ切り勝ちしたように、行く馬がいなければ逃げてもいい。自在に動けるのは強みだね」
−−マイル重賞は3歳時のNHKマイルC、NZTでいずれも4着でした。当時より力をつけていますか。
堀井師「少年だった馬が肉体的にも、精神的にも成長し立派な大人になった感じ。でも、まだ伸びしろがあるよ」
−−手応えは?
堀井師「古馬になって重賞は初トライになるけど、もともと重賞は勝てると期待していた馬。引き続き後藤ジョッキーが乗ってくれるし、手応えは感じている」
−−最後に意気込みをお願いします。
堀井師「夏の上がり馬になって(勝って)、秋はGI戦線で経験を積み、来年の安田記念につなげるのが夢。応援してください」