紺野は「私事で大変恐縮ですが、この度、会社員の方と婚約しました。平成のうちに入籍する予定です。これから財布の紐はもちろん、そうでない所もしっかり握りしめてより一層お仕事に精進して参ります。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。」と得意の下ネタを交えてコメントを発表。仕事は続けるという。
一般的に結婚は大きな出来事ではあるが、女芸人にとっても仕事の幅が広がるチャンスでもある。森三中・村上知子、大島美幸は、デビュー当時は女性らしからぬ振る舞いでバラエティーで活躍していたが、結婚・出産を経験後は、破天荒な部分も残しつつ、ママタレントとしても活動。子どもと共に仕事をすることもある。
「紺野については、“ちんこ謎かけ”のイメージを持つ人もいるでしょうが、ネタのクオリティーが高いことでも知られています。演技も上手なので、ドラマのオファーもあるようですよ。結婚すると“妻目線”、“ママ目線”の仕事も増えそうですね」(エンタメライター)
“女芸人=結婚できない”は昔の話。横澤夏子、柳原可奈子、ニッチェ・江上敬子、たんぽぽ・白鳥久美子など、どんどん結婚を発表し、変わらず活動を続けている。また、結婚をしたことでバラエティー番組に呼ばれることも多く、女芸人の需要はどんどん増えている。何か大きなきっかけがあったのだろうか。
「十数年前までは、“主婦”目線のテレビ番組が少なかったです。今やネットが普及し、視聴者は若者から年齢層の高い人たちが観るものになっています。ゴールデンでも、“生活の知恵”や“クイズ”的な番組が多くなりましたよね。テレビの方向性が切り替わる時期に、主婦でありながら芸人・タレントとして活動していた森三中(注・黒沢かずこは独身)や松嶋尚美などが、バラエティー番組でしっかり結果を残していたことが大きいでしょう。そのおかげで、結婚をしている女芸人の席が増えたのも事実です」(同上)
女芸人にとっての“結婚”は、環境の変化だけでなく、仕事をする上でステップアップになる出来事なのかもしれない。
記事内の引用について
紺野ぶるま公式Twitterより https://twitter.com/burumakonno0930