各メディアによると、T−ARAの前所属事務所のMBKエンターテインメント(以下MBK)は昨年12月28日、T−ARAの商標権を韓国の特許情報検索サービス(KIPRIS)に出願。
同商標の指定商品は、ダウンロード可能な音楽、携帯電話の着信音、音楽公演が収録された電子メディア、歌手公演業など、さらには各種ファッション製品、化粧品など。商標権が登録されればT−ARAのメンバーはMBKの許可なくこれらの事業を行うことができなくなるというのだ。
一部メディアの取材に対しMBKは、「『T−ARA』というブランドに対し、会社が権利を持つのが当然なので登録(出願)した」と回答。メンバーたちへの告知については、「そのような話はしていない」としたという。
「同グループは少女時代、KARAが日本で“K−POP旋風”を巻き起こしたことから、その流れに乗ろうと11年に日本デビュー。ファンクラブも発足させていたが、思ったほど日本で人気が出ず、昨年は日本でほとんど活動していなかった。そうしているうちに、日韓両国でガールズグループ・TWICEが大ブレーク。そして昨年末、メンバーたちとの契約解除となった」(韓国芸能界に詳しいジャーナリスト)
とはいえ、事務所に商標を押さえられてしまっては、現時点でメンバーたちの収入源はなし。選択肢といえば、新グループ結成しかないが…。