5日の放送で問題視されたのは、群馬県で現役教師が教え子を連れ去り監禁した事件を取り扱っていた時の振る舞いだ。事件後に開かれた保護者説明会で、「女子生徒の胸を触った」「女子更衣室のドアを開けて中を覗いた」といった行為があったと明かされたことを受け、坂上は「まぁこういう問題があったことは間違いないらしいんですけれども…横粂、こういうことはあったんだね、結果はどうあれ」と弁護士の横粂勝仁氏を呼び捨てにしてコメントを求めた。
坂上はこの日、コメンテーターとして出演していた元埼玉県警の佐々木成三氏を「佐々木さん」、東国原英夫氏を「東さん」とそれぞれ呼んでいた。坂上の呼び捨てに「芸人の後輩でもないのに何で横粂さんのこと呼び捨てにするの?」「弁護士というプロから意見を聞こうっていうのに上から目線で呼び捨てにする坂上がほんとに不快」「司会なんだから、さん付けとか横粂弁護士って呼べよ」と嫌悪感を示す声が寄せられた。坂上が横粂氏を呼び捨てにするのは今日に限ったことではない。理由は不明だが、坂上は以前から横粂氏をたびたび呼び捨てにしている。
坂上は以前から、コメンテーターをやゆする発言を繰り返している。心理カウンセラーの塚越友子氏を「塚越さんってよく見るとガマガエルみたいですね」と評し、その日出演していたミュージシャン・辻仁成から「本当に失礼!生放送に向いてない」と指摘された。また元プロ野球選手・桑田真澄の次男でブライダルモデルであるMattを紹介した際、「(Mattが)いまいちどんな人なのか知らないし、別に知りたくもない」とあからさまに興味を持たない素振りで番組を進め、MattがTwitterで「許せない。He is really annoying(彼は本当に不快)」と反発したこともある。
一方で坂上は「タメ口」で話しかけてくる出演者には「(タメ口がタレントの)キャラとはいえ、使われたら生放送でも説教します」と述べており、同じ扱いをされることは許せない様子を見せている。
こうした坂上の態度を巡り「もう情報番組の司会やめろよ」「坂上さんが変えてみたらバイキングの視聴率伸びるかもよ?」「なんでこんなに失礼なやつが大物面して生放送の司会してるんだ」といった声が相次いでいる。
今日の「呼び捨て」の一件で、視聴者の嫌悪感は増幅したようだ。