桜花賞の最有力候補と目されていた、レーヴディソールが骨折。戦線離脱により、俄かに混戦模様となったが、栄冠を手にするのはホエールキャプチャ。
陣営にとって、レーヴディソールの骨折は返す返すも残念なこと。阪神JFの借りを返すチャンスが失われたからだ。その阪神JFは、直線で一度ならず2度の不利が致命傷となり、痛恨の2着(0秒1差)。
結果論だが、まともなら勝っていたレースだった。まさに負けて強し。レーヴディソールが抜けた今、敵はいない。
一流の競馬センスと、男勝りの勝負根性は混戦レースでは大きな武器だ。とりわけ、先日の皐月賞TR・スプリングSを快勝したオルフェーヴルを一蹴した、昨秋の4回中山「芙蓉S」は圧巻だった。
戦績は、〈3210〉。唯一の3着ファンタジーSの敗因も、出遅れと明らか。これほどの馬が枠順に左右されることは考えられない。自分の競馬をすれば、結果は付いてくると確信する。
◎16ホエールキャプチャ
○17トレンドハンター
▲4ダンスファンタジア
△8マルセリーナ
△15フレンチカクタス
阪神12R「マーチステークス」(ダ1800メートル)
休み明けの仁川Sで3着と好走。ここに大きく望みをつないだ、テスタマッタが復権を果たす。
破竹の3連勝でJDダービー(09年)を圧勝した逸材。昨年のフェブラリーSは強豪エスポワールの2着と、確固たる実績と実力の裏付けがある。
ハンデ58キロも許容範囲。差し切りが決まる。
◎7テスタマッタ
○3メテオロロジスト
▲4タガノジンガロ
△5マチカネニホンバレ
△16クリールパッション
阪神10R「堺ステークス」(ダ2000メートル)
デキはピークに近い、プレシャスジェムズにチャンス到来。
交流GII・エンプレス杯4着(0秒1差)も評価できる。自己条件に戻り、ハンデ55キロなら狙い目十分だ。
◎14プレシャスジェムズ
○6リバティバランス
▲12キクノアポロ
△5ディアビリーヴ
△7ビッグバン
阪神9R「忘れな草賞」(芝2000メートル)
ツルマルワンピースが桜花賞除外のうっ憤を、ここで晴らす。
重賞、オープンで強敵相手に好戦してきた実績と、実力はここでは一枚上。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる
◎10ツルマルワンピース
○3シシリアンブリーズ
▲2サクラシオン
△6アルマフローラ
△12エリンコート
阪神8R「白鷺特別」(芝2200メートル)
究極の上がり馬、シャイニータイガーでもう一丁いける。
◎7シャイニータイガー
○18ワイズミューラー
▲9ドリームセーリング
△11ハートシューター
△16ブルームインハート
小倉11R「博多ステークス」(芝2000メートル)
昇級以降、3着(0秒2差)4着(0秒4差)と確実に地力強化の跡を示す、マイネルゴルトをイチ押し。
〈2200〉と得意の小倉に替わり、チャンスは大きく広がった。
◎1マイネルゴルト
○12ダノンスパシーバ
▲7ドリームゴスペル
△3トレイルブレイザー
△15ベストクルーズ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。