「ファンの間では、地方グループも含めた大きな組閣が行われるのではないかとウワサになっています。特に地方グループのファンは恐れているようですね」(アイドルライター)
AKB48での“組閣”は、過去に2009年に日本武道館で開催されたコンサートで、当時のチームA、チームK、チームBのメンバーをシャッフル。改めて選び直したもの。当時は多くのファンがチームが一新されることに抵抗を感じ、批判も少なくなかった。
そんな、ある意味で“冒険”ともいえる組閣を、なぜ今回の東京ドームコンサートで、AKB48は行わなければならないのか。
「AKB48は常にサプライズを起こし、話題を提供させることが魅力のひとつ。止まっていることは許されないというのが根底にあると思います。AKB48をはじめ、地方グループでも選抜メンバーが固定され、マンネリを生んでいる。それに、総選挙での結果を見ても世代交代がうまく進んでいないことも事実。絶対的エースも卒業することで、“新生AKB48”をアピールするためにも、今回、組閣が必要ではないかということです。3月のコンサートでSKE48の松井珠理奈とNMB48の渡辺美優紀がAKB48へ期間限定の移籍が発表されました。指原莉乃は週刊誌でスキャンダルが報じられたことでHKT48へ移籍しています。これらが今回の組閣の布石だった可能性があります」(同)
また、今回の東京ドームのコンサートでは、2009年以上に大きな組閣になる可能性があるという。
「2009年はAKB48の中だけの組閣でしたが、今回はSKE48、NMB48、HKT48など地方グループを含めた全国規模の大きな組閣になる可能性が高い。これで地方グループのファンはエース級のメンバーがAKB48に持っていかれてしまうのではと恐れているようです。逆にAKB48の主力が地方に行くことは個人の仕事の関係から考えづらい。どちらかと言えば、“干されメンバー”が地方に行くことになるかも」
さらに、今回の組閣で全員卒業となったSDN48の復活、さらに“あの元メンバー”の可能性もあるとか。
「過去のSDN48とはまったく違うメンバーで結成となるでしょう。ただ、年長者の“干されメンバー”だけで結成すると、グループのイメージが良くないので、毎回、選抜に選ばれている“超選抜”と言われるメンバーも数人、参加するかも。あとは2月にスキャンダル画像の流出で脱退している平嶋夏海の復帰ですね。CDの特典映像で渡辺麻友と対談しています。これは復帰へ向けファンの反応を見るためだとも言われています」(同)
果たして、東京ドームコンサートでは何が起きるのか。サプライズがお家芸のAKB48。“組閣”でなくとも何かしら、ファンを驚かす発表があることは確実だろう。