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先輩の意地見せる アサヒライジングが上昇一途

 ダイワスカーレットをはじめ、強い関西馬がズラリと顔を並べるなか、“関東牝馬最後の砦”として期待を一身に背負うアサヒライジング。
 前走・府中牝馬Sは1番人気に支持されたものの、デアリングハートの鋭脚に屈して0秒3差2着に敗退。内容的には完敗のレースだったが、古賀慎師は「勝ち馬にマークされる厳しい競馬だったし、力負けではありません」と白旗を揚げるつもりはまったくない。

 元来が使いつつ良くなるタイプで、前走はまだ良化途上だったのも事実。実際、春はヴィクトリアマイルを目標に2度レースを使って(13)(8)着と惨敗したが、本番では僅差の2着に巻き返している。叩き3戦目となる今回もデキは万全だ。「1週前追い切り(先月31日)ではWコースで5F66秒6。4日も65秒9(ともに馬なり)で駆けていますし、この中間は順調そのものです」と師。1日には自らが感触を確かめるために跨り、「落ち着きがあって、すごくいい雰囲気でした。全体的にパワーアップしてきたし、夏を境に普段の性格が穏やかになってきました」と好感触を得ている。
 昨年は前半3Fが後半3Fより1秒7も速い前傾ラップ。この激流に耐え抜いての0秒1差4着は立派だった。トレーナーはいう。
 「血統的にはまだ強くなると思うし、伸びしろもある。今回はウオッカとかダイワとか、強いのがいるから強気なことはいえないけど、1年先輩として意地を見せたい」これまでアメリカンオークス2着をはじめ、GIで常に上位争いをしてきた自負がある。ただやすやすと引き下がるわけにはいかない。

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