それでも結果は2着ポップコーンに1馬身1/2差の快勝。「道中で行きたがる場面があったので折り合いがカギだが、1度使って馬は落ち着いてきた。直線のあの伸び脚を見れば、距離延長も克服可能ではないか」が陣営の見立てでもある。
「数字的には前走とそう変わらないが、見た目に体は締まってきたし、気持ちの面でもピリッとしてきた。叩いた上積みは確実にありそうです。前走で少し掛かったのは太め残りという理由もありそう。(藤岡)ユースケもずっと乗って馬を手の内に入れていますから」とは担当の壽助手。メンバーの大半が新馬戦を勝ち上がっての参戦でもあり、「経験値の強みを生かせばチャンス十分」といえそうだ。
【最終追いVTR】ダートコースで3頭併せを行い、5F68秒6→52秒9→38秒6→12秒7を一杯にマーク。前2頭を追走し直線で外から並びかけたが、ラストは2頭に後れを取った。とはいえ、ケイコでは良く見せないタイプ。中1週でこれだけ意欲的にやれるのは元気のある証しだ。