そんな7人と同じく、ライブ2時間前に知らされたのが、今回のMr.King VS Mr.Prince(ミスターキング ブイエス ミスタープリンス)だ。平野紫耀、永瀬廉、高橋海人によるMr.Kingと、岩橋玄樹、神宮寺勇太、岸優太によるMr.Prince。呼称・キンプリは、テレビ朝日の夏イベント『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』(7月18日〜8月23日)の応援サポーターに就任。イベントのテーマソングも歌う。
昨年から、その露出が顕著になっていたため、この6人が選び抜かれるのは、予想がついた。平野と永瀬は関西ジャニーズJr.の次期ホープとして期待をかけられ、12年にスタートした『まいど!ジャーニィ〜』(BSフジ)にレギュラー出演中。平野はKin Kan(King of KANSAI)、永瀬はなにわ皇子の一員として活動していたが、ここに、関東を拠点にしていた高橋が加わり、“トリオ売り”にチェンジ。Kin Kan、なにわ皇子は自然解体に至り、昨年、平野、永瀬、高橋がKis-My-Ft2・玉森裕太の主演ミュージカル『DREAM BOYS』に抜てきされ、次期デビューが近いと目されていた。
この3人を関西発とするなら、プリンス組は関東組。岩橋、神宮寺は、Sexy Zone・マリウス葉が率いる弟分ユニット・Sexy Boyzの元一員。セクゾのカップリングソングながらも、歌手デビューを果たせている。いっぽうの岸は、今年1月期の深夜ドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(日本テレビ系)で、連続ドラマ初主演。3人は、ジャニーズJr.による深夜バラエティ『ガムシャラ!』(テレ朝系)をけん引してきた。
全員10代で、まだ何色にも染まっていないところが、大きな魅力。手足が長く、顔が小さく、イマドキ感で満ちあふれているだけに、期間限定ユニットという任務をまっとうしたあとのサプライズが望まれる。