同ランキングは全国の2016人を対象に2016年上半期の世論調査を実施。調査手法はインターネットリサーチで、調査期間は2016年6月21日〜22日まで。上半期の日本の世相を「味覚」に例えるとしたら、どんな味なのか? という質問に対し、「にがい」と答えた人が実に45%もおり、ダントツの結果となった。
その「にがい」と答えた人の中で、2016年のニュースや出来事についてアンケートを実施。1位は「舛添要一元東京都知事の辞職」、2位は「清原和博容疑者の覚せい剤逮捕」だった。
高額海外出張費問題などが指摘された舛添氏。「政治とカネ」の問題がクローズアップされ、連日連夜マスコミも大々的に報道。また、定例記者会見では記者から厳しく疑惑を追及された。その舛添氏は、疑惑を払拭すべく第三者委員会を設置。最終的に「違法ではないが不適切である」という調査結果に対し、マスコミや都民は納得できずに終わった。結果的に舛添氏は東京都知事を辞職。その後、騒動は沈静化した。
ちなみに「SMAPの解散&分裂騒動」、「乙武洋匡氏の不倫問題」、「ショーンK氏の学歴詐称疑惑」などはランク外となった。
以下、ランキング。
1位 金銭疑惑の舛添(元)都知事が辞職(69.0%)
2位 清原和博容疑者、覚せい剤所持容疑で逮捕(51.5%)
3位 熊本地震発生(51.0%)
4位 ベッキー、ゲスの極みボーカルと不倫騒動(49.6%)
5位 三菱自動車 燃費データ不正(42.6%)
6位 沖縄で米軍属の男逮捕、20歳女性を乱暴、殺害、遺棄容疑(36.8%)
7位 長野県軽井沢でスキーバスが道路から転落、14人が死亡、26人が怪我(36.2%)
8位 甘利経産大臣(当時)の、民間会社からの金銭授受問題(34.4%)
9位 バドミントン桃田選手のリオ五輪出場停止 先輩の田児選手と違法賭博店に出入りの疑い(30.4%)
10位 野球賭博問題(28.4%)