高島は会見場に入るなり、深々と頭を下げ「本来ならばもっと早く皆様の前に出てお話しすることも考えましたが、気持ちの整理と事実関係が少しでも明らかになってからと思い、こういうような日になりました」と語り、「私自身も一緒に暮らしていた者として事情聴取と検査を受けなければならず、先ほど事情聴取が終わりましたので、そのご報告も併せてさせていただこうと思った」と、一部で関東信越厚生局麻薬取締部が行わない意向と伝えられた尿検査を受けたことを明かした。検査の結果は数日後出るという。
夫が逮捕されたことについては「本当に冗談かと思うほどに実感がなかった」といい、夫の薬物使用について「本当に、本当に、分かりませんでした。彼は元々、感情が豊かな人なので、怒る時は怒るし泣く時は泣く。知り合った当時からそういう人だったので、それがそういう兆候だったと言われても分からない」と語った。
夫と一緒に逮捕された元タレントでクラブホステス、五十川敦子容疑者(33)とは「10年ぐらい前に友人の友人として紹介をされて、会っているらしい。ただ正直、10年前ですし、その一度だけで、それから先は付き合いがない」と説明し、覚えていないとした。
高知容疑者はパーキンソン病を患う高島の父の介護に専念するため、芸能活動を引退したとされていたが、高島は「私は彼から父の介護で辞めるとはひと言も聞いていない」と否定。「彼の性格的に芸能人が片手間で商売をするのは失礼だと、二足のわらじを履くのは自分には合わないと判断したのだと思う」とビジネス専念のためだったとした。また高島は「父には内緒にしている。ヘルパーさんにお願いして、父には伝えないように」と明かした。
高知容疑者との離婚については「今は妻として責任はある。彼が反省してどうやって更生して人生をやり直していくか見極めないといけない」と支える覚悟を見せた一方、「私を支えてくれる人のために、そういう(離婚)決断をしなければいけないということも一つ、しっかりと現実を見て、今後の彼の動向を見て判断しなければいけない」と離婚の可能性は否定しなかった。