小向容疑者を知るライターは「マニラ出国と聞いてびっくりですよ。小向マニラに土地勘あったっけな? って(笑)。そもそも執行猶予中に海外旅行などは制限されるハズです。国によってはビザがおりないし、もし行けてもイミグレーションで入国拒否されるところだってある。そんなリスク犯してまで海外逃亡をはかるほど、用意周到な子じゃありません。出国を手助けした人物がいるんじゃないかな。もしくは、誰かと逃げているとか…」と話す。
マニラの入国管理が甘かったことを熟知している組織が、小向の逃亡の手助けをしているのか?
「頻繁に密売人から覚醒剤を購入していたようですから、昨年10月に密売組織の一斉手入れが行われた時点で小向も知っていたはずです。捜査の手が自分にも及ぶと分かるはずで、そのときになんとかクスリ抜きはやっているはず。09年の、のりピーのときみたいに、クスリが抜けるまで逃亡する必要はない。それでも今回身を隠さなければならないということは、何かしら理由があるのでは?と考えてしまいますね。もしくは今捕まってしまっては都合の悪い組織が小向をかくまっているとか…」(前出のライター)
小向容疑者には、なんらかのトラブルに巻き込まれていないこととすぐに出頭することを願うばかりだ。