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同門対決で負けたAKB48 指原莉乃 それでもよかった? それとも…

 ともに秋元康氏のプロデュースであるAKB48の指原莉乃のソロデビュー「それでも好きだよ」と乃木坂46のセカンドシングル「おいでシャンプー」が5月2日に同時発売され話題になっていたが、乃木坂46が15.6万枚を売り上げ、14日付のウィークリーチャートで首位を獲得、一方の指原は12.4万枚であったことで、同門対決は乃木坂46に軍配があがった。

 先輩としての威厳を見せつけることができなかった指原だが、一部にはこんな意見もある。

 「正直、乃木坂が勝つとは思わなかった。ただ、考えてみれば乃木坂が勝った方がすべてがまるくおさまりますね。乃木坂は今回、AKB48の中でもっともゴリ推しされている指原に勝ったことで箔がつく。指原も負けたことで、彼女の魅力であるのに、最近は目立たなくなっていた“へたれ”感が復活する」(アイドルライター)

 指原の一番の商売道具である“へたれキャラ”を維持できたことで、決して負けたことがマイナスではないということだ。ただ、勝敗に関係なく、今回のソロ発売で指原は多くのアンチを生んでしまったのも事実だ。

 「まず、CDに封入されている他のアイドルも出演する『ゆび祭』のイベント応募券の問題で他のアイドルのファンを敵にしてしまいました。さらに、あからさまなゴリ推しっぷりにAKB48の他のメンバーのファンからの風当たりも強い。今までは、どちらかと言えば、何をやっても失敗する愛されキャラであった指原ですが、今後は風当たりも強くなるでしょうね」(同)

 以前、「敵をつくらず、ハプニングに巻き込まれず」を自身の生き方と語っていた指原だが、今回は結果的に「敵をつくり、ハプニングに巻き込まれる」という格好になった。そんな指原を「AKB48とは、指原莉乃の“奇跡”のことである」と語ったこともある秋元康氏が今後、どうプロデュースしていくのか、注目したい。

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