長年に渡るハリウッド「ブラックリスト」入りを過ごし、最近は映画の仕事が舞い込んでくるようになったというジャン=クロード。29年ぶりの試合となる、タイ出身ボクサー、ソムラック・カムシンとの対戦に向けたトレーニングに集中しているという。
テレビ番組『ジャン=クロード・ヴァン・ダム:ビハインド・クローズド・ドアーズ』でジャン=クロードは「大げさな映画を作るのに、俺に出演して欲しいっていう話が徐々に戻ってきたけど、今は試合をすることに決めた」「もし勝ったら、それってスゴイことだけど、あと10年くらい健康でいられるんじゃないかと思う。リペアみたいなもんだな。だから今の自分で幸せだよ」と語っている。
またジャン=クロードは、酒の勢いでギャラアップを迫って以来、仕事の依頼がこなくなったと激白した。
「『タイムコップ』の後に、3部作ものの話が来たんだ。1作につき700万ポンド(約9.7億円)だから2100万ポンド(約29億円)だよね」「すごく酔っ払っててさ、『ジム・キャリーみたいに1200万ポンド(約17億円)欲しい』って言ったんだ。そしたら電話を切られたよ。俺らしくないことしちまった。酔っ払い過ぎて、タチの悪い間違いを犯してしまったよ。その後はハリウッドのブラックリストに長年載ってしまったというわけさ」