これを受け、ネット上では「いままで頑張ったね。お疲れさんと言いたい」「まさに潔いラストだと思う」といった声がある。その一方で、吉田のある「公約破り」を指摘する声もある。
それは2012年に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの招致に向けて、著名人が掲げたさまざまな公約において、吉田が登場し「私、吉田沙保里は東京招致できたら、8年後、止められても出ます」と宣言しているのだ。ただ、ほかの登場人物はテリー伊藤が「東京招致できたら、欧米人に負けないよう、胸毛を植毛します」、森永卓郎は「東京招致できたら、メイド服のコスプレをして応援します」といったもの。いわばユーモア的な企画といえる。
そのため、ネット上でも「まぁ仕方ないとは思うけど、本当に出たら面白かったと思う」「まだまだ、っていうのはあるけど、本人の中では限界もあるんだろうな」と本人をおもんぱかる声が聞かれた。ただ、「ジョークだとしても公約って言葉を簡単に使われると複雑な気分」といった否定的な意見も見られた。
さらに、吉田の今回の引退表明により取りざたされそうなのが今後の進路だろう。タレント転身説や、結婚説などが取りざたされている。ネット上には、早くも「優秀な遺伝子はぜひとも残して欲しい」といった早とちり系の意見も見られた。もちろん、2020年の東京オリンピックのレスリングの試合においては、解説者として彼女に白羽の矢が立つ可能性は十分ありそうだ。
記事内の引用について 吉田沙保里の公式ツイッターより https://twitter.com/sao_sao53