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セントライト記念 アベコーは成長力一番のシグナリオ

 3日間開催の中日となる16日(日)の中山メーンは菊花賞TR「第61回セントライト記念」(JpnII 芝2200m)。春の上位勢力は次週の神戸新聞杯から始動するため、いわばここは菊の伏兵探しの意味合いを持つ一戦となる。アベコーこと阿部幸太郎が東の新星として熱い視線を注ぐのは、デビュー以来<2200>と底を見せていないシグナリオだ。ここにきて馬体もひとまわり成長しており、一躍スターダムにのし上がるシーンは十分だ。
 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。蝉が鳴いています。気温が30度C。秋分の日まであと1週間余りなのですが、まだまだ残暑が厳しいですね。
 今日は東西で重要な意味を持つトライアルレースが行われます。歴史的女王ウオッカの姿こそ見られませんが、阪神の「ローズS」にはウオッカを完封した桜の女王ダイワスカーレットが、桜花賞以来5カ月ぶりに参戦してきました。オークス1番人気でハナ差2着だったベッラレイア。NHKマイルCで牡馬陣を粉砕したピンクカメオ。この3頭の激突は見ものです。でも、私は2連勝と勢いに乗っているレインダンスを応援。すごい成長力です。

 さて、菊花賞トライアルのセントライト記念は、何といっても3戦3勝と無敵の快進撃を続けるロックドゥカンブ。日本より半年遅い南半球ニュージーランド産ながら、抜群のレースセンスと底知れぬ迫力。トップクラスとの頂上決戦が楽しみです。ただ、今回は開幕2週目で高速決着の中山で、急坂も初めてのこと。休養明けということもあり、乗り越えなければならない課題は多いことも事実です。
 そこで、私の本命は上昇急のシグナリオ。キャリア4戦で2勝、2着2回。この4戦の内容がひとつひとつ実に内容が濃いものです。中山2000mの新馬戦で最後方から馬群を割って追い込み勝ち、2走前の東京戦では2番手から叩き合いで競り勝ちと、先行力と勝負強さも披露。さらに、前走の新潟の佐渡特別が12kgの馬体増。時季から判断しても、これは間違いなく成長の証し。きゅう舎サイドでも「ガッシリとして大人になった感じ」と。
 今回は強力な逃げ馬が不在。ナンヨーヘブンが押し出されて先手を取りそうですが、ハイペースは考えづらいところです。となると、シグナリオにとっては、ここ2戦の競馬で積極策を取り入れ学習してきたことが、大きく生きてくるわけです。
 この秋の成長株シグナリオ。父ジャングルポケットの果たせなかった夢へ、菊花賞出走の権利奪取へ全力投球です。
 強力ライバルは前記ロックドゥカンブ。ダービーでフサイチホウオーに先着したゴールデンダリアが有力です。

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