1月に自宅に押しかけた男性ファン2人から暴行被害を受けたことをSNSなどを通じて告白したメンバーの山口真帆。同時にNGT48の管理体制の甘さも露見したほか、山口の告発によって他のメンバーの事件への関与が明らかに。世間からバッシングが殺到する事態に。企業側にも余波は広がり、1月15日には一正蒲鉾がCMの放映の差し控えを発表。そのほかにも新潟商工会議所やローソンなどもNGT48とのコラボ企画の動画を非公開にしたりなどしていた。
一正蒲鉾はその後CMを再開させることはなかったが、19日になって一正蒲鉾側に問い合わせたというファンが、「一正蒲鉾さんスポンサー降りたそうです。素晴らしい対応」としつつ、一正蒲鉾からのコメントを公開。それによると、「当社とNGT48様との契約は既に終了いたしております」とのこと。また、電話でも確認し、契約解除が事実であることが改めて明らかになったという。
この対応にネットからは、「素早い対応、素晴らしい」「危機管理のお手本」「新潟市にも見習ってもらいたい」という称賛の声が集まっている。
「今月1日にはようやく事件の全容を調査する第三者委員会が設置されましたが、調査機関は1か月半ということもあり、一時期に比べると、現在はNGT48関連の報道が収まっている状態です。しかし、ネット上で事件への関与が疑われたメンバーへのネットユーザーからのバッシングは止まず。SNSを更新するたびに非難の声が寄せられているほか、7日に放送された『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)に出演したあるメンバーのSNSは、バラエティ番組に出演したというだけで炎上する状態になっています」(芸能ライター)
8日には、山口が有料のモバイルメールでファン向けに“劇場に立ちたいなんて言ってない”という旨の内容で送信していたことが明らかに。また、ネットユーザーの間では、NGT48劇場の前支配人が犯行グループを優遇していたのでは、との噂まで出ている。
世間からのイメージ悪化の一途を辿っているNGT48だが、果たして第三者委員会ですべて明らかになることはあるのだろうか――。