事件に対する一連のリツイートは削除したが、事件関連と思われるツイートに続々と「いいね」を付けているのだ。
山口が「いいね」を押している一例を挙げると「入山杏奈と川栄李奈が襲われた時、他のAKB48のメンバーは犯人にめちゃくちゃ怒ってた」という、2014年に男性がのこぎりを手に、川栄李奈と入山杏奈を襲撃したAKB48握手会傷害事件と今回の騒動を引き合いに出した投稿。その投稿では、握手会傷害事件の際のAKB運営スタッフの家族に対する対応などと今回の対応を比較し、格差を批判していた。
他にも「この流れだと公演再開の話を山口たちに一切してないか反対したのを押し切ったんだろ。被害者『連中』の感情なんかどうでもいいっていう」というツイッターユーザーのツイートにも「いいね」を押した。運営側への不満の感情を込めた「いいね」であることがうかがえる。
山口が「いいね」連打を始める前には、山口や菅原りこ、村雲楓香、長谷川玲奈の各ツイッタープロフィールから「NGT48」の表記が消えており、何らかの動きがあったものとみられている。
さらに、山口を支援するネット掲示板には本人、もしくは近親者ともとれる人物から「悔しいです。みなさんがたくさん力を貸してくれたのにこんなことになるなんて」と悔しさをにじませる書き込みがあったことも話題となっている。そこには、山口を応援している人たちへの感謝の言葉もあった。
また、山口の“元同級生”と名乗る人物からのコメントもあった。その人物は山口は美人で性格も優しく、真面目で昔から目立っていたと語っている。「その真っ当さが眩しすぎて、勝手に後ろめたさを感じた人や、袖にされた男に逆恨みされて攻撃されることも多かった」と明かしていた。周囲からねたまれる中、逆境を乗り越えてきた山口が報われないとは、と一部メディアが報じた「山口メンヘラ説」を真っ向から否定している。
他にも関係者とおぼしき人物の投稿では、“副キャプテンとしてNGTを思い責任感のある人”と山口を評価。「まもなく処分を免れた人たちからの攻撃が始まろうとしています。どうかみなさん騙されないでください。山口さんを守ってください。お願い致します」と、山口の今後を心配する声を上げている。
そんな最中、暴行事件の中心人物とされる人物はツイッターアカウントを復活させ、今月中に仲間が逮捕されると予言したと話題になっているという。この男性は山口の住所を暴行犯に提供した人物と噂されている。 NGT48のファンで、劇場に入りびたり、迷惑行為を行っていたこの男性は、以前からAKBグループのアイドルの住所など個人情報を独自に収集。 情報を元手に、他のメンバーの個人情報も集めていたようだ。
果たして事件の真相はいつ明らかになるのか。山口の今回の動きは、新展開への布石なのだろうか。今後に注目が集まる。