オークス3着、そして太目残りで臨んだ秋華賞で0秒7差9着に粘った実力は、ライバルを一歩リードだ。肝心の状態も休み明け3戦目でパーフェクトに近い。
1600メートルもここまで2戦2勝と、適性は高く勝利のお膳立ては整っている。
強敵は桜花賞3着馬のエーシンリターンズ。条件特別とはいえ、ユートピアSを圧勝(0秒4差)し、パワーアップの跡は歴然だ。当然、代わってのチャンスも十分考えられる。
◎2アグネスワルツ
○11エーシンリターンズ
▲10ギンザボナンザ
△4アンシェルブルー、13プリンセスメモリー
10R「アクアラインS」(ダ1200メートル)は好走条件の整った、ハイエモーションのリベンジ。
前走の西陣Sは単勝1番人気に反して、7着と期待を裏切っているが敗因は明らか。遠征競馬で10キロも馬体減りしたことが響いたもの。それで、0秒8差なら悲観することはない。
攻守所を変えて、中山ダ1200メートルは〈2201〉と抜群の実績を挙げている、十八番の条件。状態も申し分なく、普通に走ってくれば勝てると確信する。
◎3ハイエモーション
○12ガンドッグ
▲5ノーリプライ
△11サリエル、16ケイアイダイオウ
9R「クリスマスローズS」(芝1200メートル)はラテアートでもう一丁。 新馬戦は3着とチャンスを逸したが、続く前走はとても届かない位置からメンバー最速の鬼脚を爆発させ、きっちり差し切って見せた。決め手はメンバー屈指。
血統的に距離短縮も望むところで、電光石火の差し切りが決まる。
相手筆頭は順当にルリニガナ。
◎2ラテアート
○8ルリニガナ
▲3ジョーアラマート
△5ウルトラファイン、7マルタカシクレノン
最終R(芝1600メートル)は地力強化の目覚ましい、セイウンジャガーズに期待。
前走は道悪馬場に身上の切れ味を殺され2着と、惜しくも2連勝を逸しているが内容は負けて強し。ここは対戦相手にも恵まれたし、良馬場なら九分九厘勝てるはず。
◎7セイウンジャガーズ
○6ハイタッチクイーン
▲4カピターノ
△2ディオーサ、14マイネプリンセス
阪神11R「ジャパンカップダート」(ダ1800メートル)は(2)枠(3)番と絶好枠を引き当てた、快速馬のトランセンドの逃げ切りが濃厚。
レコード勝ち2回と、スピードは掛け値なしに超一級品だ。
◎3トランセンド
○1シルクメビウス
▲2キングスエンブレム
△10ヴァーミリアン、14グロリアスノア
小倉11R「下関ステークス」(芝1200メートル)は休み明け3戦目の前走で0秒2差2着と、完全復活を印象付けた実力馬のレディルージュにチャンス到来。
◎9レディルージュ
○5ツルマルジュピター
▲2ファルクス
△1セブンシークィーン、10ギンゲイ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。