2016年5月に開かれた清原氏の初公判に、弁護側の情状証人として自ら出廷した佐々木氏。公判終了後に「野球に携わる清原が見たい。そのために自分にできることをやっていきたい」と清原氏をサポートする意向を語ったことも広く伝えられたが、その後は定期的に連絡を取り合ったり、一緒にイベントに参加したりといった形の支援を現在に至るまで続けている。
今回の動画内で、出廷について「まず最初に手を差し伸べたのはカズ(佐々木氏)だったけど、それは友達(だったから)ということ?」と高木氏に聞かれた佐々木氏は、「それはもちろん。友達じゃなかったらやらないでしょ?」と笑みを浮かべながら断言。
続けて高木氏の「(清原氏に手を差し伸べることに)勇気が必要だった?」という質問に対しても、「それは全然なかった。弁護士から話が来たのも早かったし」と答えて高木氏を感心させた。
最近も清原氏と一緒に食事をしたという佐々木氏は、清原氏の近況について「(昔と比べて)全然明るくなったというか。それまでずっと『野球に対して悪い(ことをした)』って遠ざけてた部分があったけど、それがだんだん近づいてきた」と身振り手振りを交えながら高木氏へ説明。
これに高木氏が「何らかの形で早く復帰してほしいよね」と反応すると、「そうですね。徐々に今(復帰に向けた仕事を)やっているので、(清原氏にとっては)いいことだと思います」とうなずきながら同調した。
また、高木氏が「やっぱり感じ(や雰囲気)も変わってきた?」と清原氏の様子について再度問いかけると、佐々木氏は「全然違いますよ!明るくなりましたね!」と声のトーンを上げながら清原氏が元気を取り戻しつつあることを強調していた。
今回の動画を受け、ネット上のファンからは「すごい男気だな、自分なら出廷断ってると思う」、「動画ではさらっと言ってたけど、裏では清原と関わることに反対されたりもしたんだろうな」、「ここまでしてくれる佐々木さんのためにも、清原さんには何としても立ち直ってほしい」といった反応が寄せられている。
佐々木氏をはじめとした支援者たちのサポートの下、球界復帰に向けて歩んでいる清原氏。来年6月には4年間にわたった執行猶予も終わるため、復帰へ向けた動きはこれからさらに加速していくのかもしれない。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ