事の発端となったのは、19年8月29日に放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)。その中では、King & Princeの岸優太が「英語で外国人女性をナンパする」という企画に挑戦。都内のカフェを舞台に岸がナンパに成功するなどして盛り上がりを見せていた。さらに、12月12日放送回でも同様に平野紫耀がナンパに挑戦していた。放送後、ファンの間でこのカフェが「ナンパカフェ」と呼ばれるようになり、“聖地巡礼”がブームに。多くのファンがこのカフェに集まり、岸や平野が座った席などに座ったり写真を撮影し、SNSにアップしていた。
これについて、カフェの店主と思われる男性は5日にツイッターを更新し、「また今日もナンパカフェ、ナンパカフェ、ナンパカフェって。。キンプリのイメージまで悪くなりそう」と、店が「ナンパカフェ」と呼ばれることに苦言。「あなたの大切なご家族やご友人の勤めている会社が、ナンパ〇〇って呼ばれたら、どういうお気持ちになりますか?」「キンプリファンの方々には、もう少し人の気持ちをご配慮いただきたいです」とツイートし、また、スタッフらしきツイッターユーザーもキンプリファンのマナー違反を指摘し、地域のリピーターが離れていってしまうことを懸念していた。
しかし、店主は放送時、ツイッターで番組のハッシュタグをつけてロケ時の裏話を語ったりしていたこともあり、King & Princeファンからは、「散々キンプリ人気利用したくせに今さらなに?」「そもそもリピーターさんを大事にしてるお店は取材など応じないよね」「あれだけツイートでハッシュタグつけて食べ物飲み物までアピール、宣伝しておいてそれはないでしょ」といった反発が聞かれている。
「とは言え、多くのファンがSNSでそのカフェを『ナンパカフェ』と呼称していたのは事実。カフェは都内の一等地にある、落ち着いた雰囲気を売りにしている隠れ家的カフェということもあり、予想外の騒ぎに戸惑ってしまったものと思われます。ネットからは『そりゃあナンパカフェなんて言われたら嫌でしょ…』『今まで来なかった層が来て写真撮りまくってたら嫌じゃない?』といった擁護も集まっており、騒動になりつつあります」(芸能ライター)
店主は既に一連のツイートを削除しているものの、波紋はまだまだ広がりそうだ――。