番組では、出演者の会いたくない人を調査し、スタジオで対面させる「二宮和也のあの人に会いたくない」というコーナーを深夜に放送。再現VTRによると、長田と川崎は過去、劇場のライブで共演した際、お互いの意見が合わずに大喧嘩に発展したという。
当時、チョコプラは劇場でMCを務めており、業界関係者はそのMC力により笑いの力を測るため、相当な気合いを入れていたそう。しかし本番、川崎は台本の流れを無視して、突然、「まずは俺からギャグ20連発〜!」と自分のネタを披露。さらに、大喜利の時間も、他の出演者の答えを川崎が邪魔するなど、長田が入念に立てたお笑いプランをことごとく破壊したという。また、それは1回だけに留まらず、ライブの度にその暴走は繰り返されたそう。
その後、長田はついに我慢の限界となり、先輩である川崎に「なんでいつもあんなことするんですか! ちゃんと流れ決めたじゃないですか! チームプレイでやりましょうよ」と、楽屋でマジギレ。しかし、川崎は「別にいいだろ。お客さん笑ってるんだからさ」と反論した。これに長田は「そういう問題じゃないんだよ! 流れってものがあるんだよ! 輪を乱すなよ!」と、相手を突き飛ばし、乱闘寸前の騒ぎに発展。その騒動以降、2人は犬猿の仲となり、挨拶はおろか、目を合わせることもなくなったと、VTRで伝えた。
映像がスタジオに戻ると、長田は「もう本当に(川崎を)出したくないですよ、公共の電波に」「先輩だと思ってないです。まあ芸歴で言うと(川崎が)1年上なんですけど、別に尊敬もしてないですし、今となっては収入も俺の方が全然上なんで。本当にこういうことやってると、弱いものイジメになっちゃうんで、いいんですよ。だからもう、本当にこのおかげでテレビ出れてるんでコイツしか得してないです。俺、だから嫌なんです」と不快感を露わに。一方、川崎は「チョコプラは俺たちがトップバッターで劇場で盛り上げてるから、ウケやすいとかはあるんすよマジで。そこだけは認めてほしい」とコメントするも、放送時間いっぱいとなり、最後は「TT兄弟」ならぬ「BB兄弟」ネタを2人で披露し、終了となった。
今回、番組で「絶縁状態」と紹介された2人。とはいえ、6月のバラエティ番組『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では、お互いのアルファベット芸で共演したばかり。そのため、実際はそれほど深刻な状況ではないのかもしれない。