ライブ二部公演では、「赤のアジタート」で赤い和傘に艶やかな着物姿と衣装チェンジしたメンバーが登場。曲中で着物を脱ぎ捨て、新衣装のセクシーな黒レザー姿になるという、大人アイドルらしい演出でファンを楽しませる。その流れから重厚でダンサブルな新曲「禁断のマスカレード」を初披露するという、いわば畳みかけるパフォーマンスに会場は熱狂した。
途中のMCで復帰した心境を聞かれた松本ルナは「6年間活動してきたなかで、今年が一番想像つかないことが起きちゃった年。26年生きてきたなかで、初めて『もういい…』ってなっちゃった年だったけど、みなさんと楽しい時間をすごしたいから、ここに戻ってこれた。6周年、7周年、20周年…もっとか! おばあちゃんになるまでprediaで過ごしていくので、みんなもついてきてください!」とコメント。ライブでは恒例の“絶対スベる一発芸”まで披露してファンを沸かせた。
10人が揃ったことでメンバーにさらなる結束力も。今回のツアー限定Tシャツに星をデザインしたことを聞かれた岡村明奈は「星は10本の線で出来ておりまして、今回ルナルナ(=松本)が帰ってきた! 10本揃ったので星ができた」と説明。他のメンバーも「天才! 目の付けどころが素晴らしい」と驚いていた。まえだゆうも「10コで星ひとつできるやろ。ステージには10人揃ってます。つまり、10と10掛けて100。prediaは10人集まって100パーセントの力が出せる」と復帰を喜んでいた。
“完全形態”となったprediaはツアーファイナルの12月28日Zepp Tokyoまで、各会場でしか見れない公演に駆け巡ることになりそうだ。