会見会場に、自身が作った、冒険家ジンディー・ジョーンズ博士の衣装で登場した片桐、出展した作品について、「デザイナーさんが考えたモノを粘土で使いにくくしてしまったり、モノによっては使えなくしてしまったりするものもあります」と語った。ちなみに、個展の中でも、「ジンディー・ジョーンズの世界」として、博士が発掘した代表的な作品が展示されている。
片桐がこのスタイルを思いついたのは、14年前に雑誌の連載が決定した時で、相方の小林賢太郎に、「毎月なにか粘土に盛ったらいいんじゃない?」とアドバイスされたことがきっかけ。「14年間潜伏していました」と説明すると、会見に参加していたUHA味覚糖の山田泰正社長は、「14年間の思いがここで爆発されました」とうなずいていた。
また、同社の商品「e-maのど飴」コラボ作品の携帯タブレット「e-ma-ライオン」と「e−matab」コラボ作品の「e-maタブノオトシゴ」を披露。「e-ma-ライオン」は個展での販売も決まり、「誰かの家の“居間”に置かれると思うとうれしい」と喜びを語った。
UHA味覚糖本社での個展開催期間は11月6日〜12月2日。これに伴い、会場では数量限定で「e-ma-ライオン」のレプリカを抽選販売する。