番組冒頭では、探偵事務所に向かうためダウンタウン、月亭方正、ココリコ、そしてゲストのSMAP・中居正広の一行はバスに乗車して移動。乗車中に様々な刺客が笑わせにくるというパターンで、このコーナーでは過去に数々の芸能人がサプライズ出演し、「ガキ使」メンバーを笑わせている。
今回の目玉だったのは、女優の高梨臨と堀北真希。お笑いコンビ・TKOの木下隆行が刑事役で登場すると、続けて高梨が登場。テロップでは「警視庁捜査七課 伊東凛」と紹介され、そして満を持して堀北も登場。ライダースジャケットにヘッドフォンという出で立ちで登場し、こちらも「警視庁七課 来宮渚」というテロップで紹介されていた。突然の登場に「ガキ使」メンバーもビックリし、高梨&堀北が暴露したネタに大笑いしていた。
実はこの2人は、1月13日から日本テレビで放送される連続ドラマ「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜」に出演。ドラマの役柄そのままで、今回の特番に出演していた。
「今までの『笑ってはいけない』では純粋なゲスト出演が多かったですが、番宣を絡めて出演するのはおそらく初めてではないでしょうか。日本のバラエティを引っ張り、真剣にお笑いと向き合っている同番組なだけに、番宣を混ぜ込むという演出には、正直ガッカリでした」(民放テレビ局・ディレクター)
実際にネット上でも「なんだ番宣か」「そういうの無しにしようや」「嫌だった」「番宣なしでこういう女優出して欲しい」と同番組に対して残念な声が多数上がっている。
「堀北さんのコーナーが終了してすぐにCMが流れたんですが、これがまた『ヒガンバナ』の宣伝CMだったんですよ。巧妙に仕組まれていたワケですね。ここまで徹底して宣伝するのかと、ビックリしました」(テレビウォッチャー)
今年で10周年目を迎えた「笑ってはいけない」シリーズ。一部では、今年で打ち切りとの噂も囁かれている、色々な意味で変革期を迎えているのかもしれない。