TVアニメが18年もやっていればみんなご存知だろう…江戸川コナンは仮の姿であり、その正体は高校生探偵・工藤新一(17)である。ちなみに江戸川コナンの体重は18?である…。
新一のスペックの高さは異常だ。幼なじみ・毛利蘭の親友・鈴木園子に「顔良し」と言われ、頭脳面積、サッカーを続けていれば国立に行けるほどの運動神経、更に家はお金持ち…絶対モテるのは間違いない。しかし彼は幼なじみの毛利蘭に夢中である。どう見ても「お前ら両想いだろ!」というやりとりを18年視聴者に見せつけているのだ。よって蘭がいる限り新一を口説くのは絶対無理と断言しよう。しかしそれを言ったらこの連載の意味がないので、今回は蘭がいないと仮定して口説き方を考えてみよう。
まず新一の好きなタイプを検証してみる。新一の想い人である蘭は美人でかわいらしい容姿をしており、TVアニメ284〜285話「中華街 雨のデジャビュ」では女優の代役としてスカウトされたこともある。そして別居中の母親・妃英理の代わりに家事全般をこなし、毎回事件に出てくるゲストキャラクターともすぐに打ち解けるなど非常に気立てが良い性格、さらには成績優秀であり空手部の主将で都大会や関東大会での優勝経験もあるなど運動神経も抜群だ。
一方で新一はプライドが高くおだてに弱いなど、いささか子供っぽい性格が目につく。興味本位で事件に首を突っ込み、黒の組織に幼児化され“コナン”になったのが良い例だ。したがって、新一よりも大人で自分の話を聞いてくれて温かく見守ってくれるなど、母親の様な気遣いが必須となる。高嶺の花である新一を落としたいのならば最低限この様に蘭のスペックを身につけてからアタックしなければならない。
出合いは事件現場をオススメしよう。現場は緊張感があるので、新一も意識せざるを得なくなる。近づくことが出来たら、蘭すら辟易していた新一の悪いクセである「相手が飽きれる程してしまうシャーロック・ホームズ」の話を笑顔で聞いてあげよう。そして自身もホームズを勉強し、新一以上の知識を得れば新一も一目置くことは間違いない。共通の話題で盛り上がるのだ。
<結論>
新一の落とし方→「毛利蘭のスペックを身につけ、シャーロック・ホームズの話題で盛り上がる」
あれ…意外に新一って簡単…?
(福山理絵)