−−追い切り(ポリトラック=6F82秒6、上がり3F37秒3→12秒0)の主眼はどこに置きましたか?
斎藤助手「2週連続で併せ馬を消化。先週の時点で出走態勢が整っていたから、今朝は気分良く走らせることに主眼を置きました。気合の乗ったいい動きで、満足のいくケイコができました」
−−ここ2戦は(13)(10)着と負けが込んでいますが、振り返ってください。
斎藤助手「マイルCSは目に見えない疲れが残っていたようです。また、東京新聞杯は道悪馬場が一番の敗因ですね。体も立派(8キロ)すぎたし、直線で行き脚がついたところで、外から被される不利も重なり、力を発揮できませんでした」
−−いよいよ引退レースですが、思い出に残るレースは?
斎藤助手「フラワーCを勝った勢いに乗って優勝した桜花賞と、長いスランプを脱して勝った(昨年の)京成杯AHですね」
−−トップハンデの56.5キロを背負わされますが?
斎藤助手「GI馬で、牡馬混合の京成杯AHを勝っているから仕方ないでしょう。心配なのは、軽ハンデ馬に足元をすくわれるんじゃないかということ。昨年(3着)がそうでしたから」
−−何か秘策は?
斎藤助手「馬のデキは文句ないので、あとは絶好調の横山典騎手にお任せします(笑)。初重賞のフラワーCを勝ったときも彼だったし、手の内に入っているから大丈夫でしょう」
−−最後に意気込みをお願いします。
斎藤助手「厩舎にとっては功労馬ですから、ぜひ、有終の美を飾らせてやりたいです。勝てる状態に持ってこれたし、応援してください」