今週からメーンのレース順が変更。ちなみに日曜日は阪神が10R、中京の高松宮記念が11R、そして中山のマーチSが12R。これまではメーンの時間帯が3場開催であれば、20分くらいしかなく、買いそびれてしまうといったケースを考慮しての組み替えなのでしょうか。ただし、通常はメーンが11Rなので、レース番号を誤ってマークカードに記入してしまう、購入してしまう、という方がでることが危惧されます。とくに前売で購入される方は、ご注意下さい。
さて、今年、芝のGIでは最初の「高松宮記念」です。過去5年の優勝馬はサニングデール、アドマイヤマックス、オレハマッテルゼ、スズカフェニックス、ファイングレイン。好位5番手から競り勝ったオレハマッテルゼ以外は、差し、追い込み馬。2着もデュランダルを筆頭に、ほとんどが差し、追い込み。逃げ切りが至難であることをデータは示しています。
同様に阪急杯をステップに挑戦してきた馬が圧倒。昨年のファイングレインは異例でしたが、2着から4着までがそれ。さらに、6年前にビリーヴが優勝してから一昨年のスズカフェニックスまで勝ち馬は5年続けてすべて阪急杯組でした。
となると、必然的に弾き出された答えは、阪急杯組の差し、追い込み馬。ズバリ、狙いはトウショウカレッジ。
前走の阪急杯でも◎に抜てき。ところが、この日は開幕週。最後方を進み、4コーナーは大外。これでは届くわけがありません。しかも、2番手を進んだビービーガルダンが優勝。逃げたローレルゲレイロが2着。3番手のドラゴンファングが3着。インをピッタリ走ってきた先行馬が、そのまま上位を独占。それでもカレッジは、メンバー最速の上がり3F34秒6の末脚で5着。3着ドラゴンファングとはクビ+クビ差でした。
全8勝中5勝が芝1200メートル。そのうち3勝が中京で稼ぎ出したもの。1分7秒5の持ちタイムがあり、高速決着にも対応。バレンタインS快勝の内田騎手とのコンビ復活。力が入ります。